ケータイキャリアの1つ「au」で提供されているサービス「固定代替契約」。
全然聞いたことなかったんですが、以前当ブログをコメントを頂いたときに「固定代替契約」なるフレーズを知りました。
そこで、「固定代替契約」がいったいどんなものなのか?について調べてみました。
auのサービス「固定代替契約」ってどんなもの?
とりあえずヤフーで検索しようとするとこんな候補がでてきます。
グーグルの検索結果はこう↓
みなさん固定代替契約に興味津々ですね。
なんとなくauとWiMAX関連の契約形態なんだろうなっていう雰囲気をひしひしと感じます。
で、適用にわかりやすそうなサイトを開いてみると、auのこちらのページに誘導されました。
au公式
⇒https://www.au.com/mobile/charge/charge-discount/smartvalue/area/
わかりやすく「固定代替契約とはこういうものです!」って書かれてないんですけど、こう記載されてます↓
固定通信サービスがエリア外でも、対象の固定通信サービスが開通するまでの間、Wi-Fiルーターのご契約でauスマートバリューが適用されます。
初めて見た人だとこの説明でも宇宙語に感じられると思うので1つ1つ解説していきます。
固定通信サービスとは?
「固定通信サービス」って言ったら光回線とかADSL回線といったインターネット接続回線のことですね。
auのADSLサービスは終わってるっぽいのでここでは「auひかり」のことでしょう。
「固定通信サービスが開通するまで」は、auひかりのケーブルが届いてないエリアに住んでる人が、そのエリアに光回線サービスが対応するまでってことでしょう。
将来対応するかどうかはわからんけども。
固定代替契約の対象Wi-Fiルーター
「Wi-Fiルーター」は現在この端末が契約可能です(2019/11時点)。
すでに別端末を持ってる人は、「L01s」「L01」「W04」「W03」「W01」「HWD15」「HWD14」もいいらしい。
この端末たちは、光ケーブルっていう有線の回線を利用する光回線と違い、大気中を飛び交ってる電波でワイヤレスにインターネットへ繋げるもの。
auのはWiMAXと呼ばれてます。
で、上の画像のモデルは最新のWiMAXルーターでWiMAX回線のほかau回線も使えるタイプです。
これらの他にWiMAX回線しか使えないものもありますが、auでは扱っていません。
auスマートバリューとは?
「auスマートバリューが適用」はこれ↓
au提供のWiMAXルーターと別サービスを同時契約したときに割引サービスが受けられるもの。
契約プランによって、ケータイの通信料金から500~1000円割引を受けられます。
固定代替契約の条件
ここまでを簡単にまとめると、
自分住んでるとこauひかり無理なんですけどね、かわりにWiMAX契約してくれたらお安くしときまっせ?でも将来対応したらauひかり契約するんやで?ええな?
ってことです。
となると「固定代替契約」するには、まず今住んでいるところがauひかりの対応エリア外じゃないとダメってことですね。
ウチの場合だとauひかりを契約できているので「固定代替契約」自体できないようで。
固定代替契約は安いの?
さぁここで気になるのは「お安くしときまっせ?」の部分でしょう。
いくらくらい安いのか?はこんな感じです(2年契約時)↓
W04/W03/W01など モバイルルーター | L01 ホームルーター | |
---|---|---|
WiMAX2+ フラット for DATA EX (使い放題プラン) | 4380→4292円 | 左に同じ |
WiMAX2+ フラット for DATA (月7GBまで) | 3696→4292円 | 左に同じ |
WiMAX 2+ フラット for HOME (使い放題プラン) | - | 4380→3792円 |
なんか7GBプラン高くなってるやん?なんでや?
どこか見間違えたかもしれませんけど、上で紹介したau公式のリンク先ページにはこの価格で載ってるんですよね。
謎ですわ。
あと、WiMAXルーター分1回線含む割引対象となるスマホなどの端末は10回線分らしい。
もし5人家族で全員auスマホ持ってたら、5回線それぞれで割引されるってことです。
ちなみに割引額は契約してるプランによって違い、500~1000円割引/月となります。
他のキャリアにも固定代替契約はある?
ここまではauの固定代替契約について調べてきましたが、ドコモやソフトバンクはないの?ってことで検索。
すると、どっちもなさそうです。
ドコモもソフトバンクもWi-Fiルーターあるのにやってないっぽい。
特にソフトバンクなんてホームルーター「Airターミナル」があるんだしやってそうなものなんですけどね。
以上、auにある固定代替契約について調べてみました。
改めて「固定代替契約」って単語を見てみると、そのまんまの意味ですな(汗)
知らない人には宇宙語みたいなもんですけど。
せめて固定”回線”代替契約って書いてくれればスッとわかるんですけどねー。
なんでそこを省略しちゃったのか・・・。
6文字のほうが収まりいいとは思うけども。
※追記
2017年12月15日にauから新機種発売されました。
ホームルーター型L01のニューバージョン「L01s」です。
固定代替契約する場合、auひかりの代替ならモバイルタイプよりL01sのほうがマッチしてるはず。
ってことでL01sについて詳しくここで解説すると異常に長くなるので割愛。
といいつつ簡単に紹介すると、ぶっちゃけ前のモデル「L01」とそんなに変わってなかったりします(汗)
いまのところauではどっちも選べるようですし。
(2018年2月の話)
ですが、どうせなら少しでも新しいモデル選んでおいたほうがその分長く使えるってもの。
ソフトウェアバージョンアップとかも古い機種では実施されなくなっていきますからね。
ってなわけで、au固定代替契約するならL01sをおすすめしておきます。
※2019/1追記
新機種Speed Wi-Fi HOME L02が発売されました!
WiMAX史上、ワイヤレスルーター史上初となる1ギガbps超えを達成した注目モデルです。
早速購入したので、L02の魅力や簡単なレビューをまとめました。
関連記事
⇒L02ってどうなの?WiMAX最速機種をレビュー!
まとめ
当ブログのコメント欄にて教えていただいたauの固定代替契約について調べてみました。
内容はなかなかニッチなユーザーに向けたサービスでした。
auひかりに対応してないエリアに住んでて、なおかつWiMAXなら繋がるエリアの場合に契約できるもの。
いったいどれだけ該当者がいるのやら・・・。
でもauひかり対応地区だけど引けないマンション・アパートに住んでる人ならいいのかも。
それならかなり潜在的ユーザーがいそうですね。
コメント
表面上の解釈はそれで問題ないです。多くは語らないほうが良いと思うのであくまでも「建前上はそれでOK」です。たとえばチェーン店、ヤマダ電機などでも店によって扱いや値段が違う差がありますよね?固定代替契約は実はそういうことなんです。
料金の話もそれで問題ないです。7GBプラン(for DATA)の方が高くなるのには理由があります。
固定代替契約と通常契約の差はそれだけではありません。
まず、固定代替契約には新規契約事務手数料がありません。さらに端末は一括0円のみです。その代わりau通常契約にある毎月割はありません。
スマートバリューはスマートバリューmineではなく、スマートバリューになります。
そのためauスマホとの登録では、mineが934円割引×1に対して、スマートバリューは上限2000円×5までとなります。
ほかにも、HS+Aオプション料金(UQの言うLTEオプション)が料金に含まれています。
モバイルルーター契約(W04)ではHS+Aモード月間容量制限が12GBになります。
ホームルーター契約(L01)ではHS+Aモード月間容量制限が30GBになります。
このため7GBプラン(for DATA)になると、HS+Aモードの月間容量制限よりも低くなるため前提としてfor DATA EXプランになるためにわざと高くしてる背景があります。
au通常契約と同じ2年縛りになります。au通常契約と同じで2年以内の解約違約金はいつでも9500円(税抜)となります(UQ系は2年縛りで1年以内の違約金19000円(税抜)、1年以上2年以内は14000円(税抜き)ですよね)
いつもありがとうございます!
謎だった部分の解説までありがとうございます。
固定代替契約なりの特典がいろいろあるんですね。