「置くだけWi-Fi」といっても人によってイメージするものが違うと思いますが、ここではau(WiMAX)やソフトバンクなどが発売しているホームルーターのこととして紹介していきます。
置くだけWi-Fiの安い業者はどこか?おすすめモデルも含めて解説していきます。
置くだけWi-Fiで選ぶべき業者はどこ?
現在、置くだけWi-Fiを買える・契約できるのは
- au
- WiMAX
- ソフトバンク
- ドコモ
- SIMフリー機種
の5パターンあります。
auとWiMAXは同じ端末をそれぞれ違った料金プランで契約するだけなので実質同じです。
ソフトバンクは「ソフトバンクエアーのAirターミナル」が置くだけWi-Fiに該当します。
ドコモは「おくダケWi-Fi」というドコモダケに絡めたネーミングのサービスあり。
最後は格安SIMを挿入して使うSIMフリーの端末で、全5種類となります。
ちなみに持ち運びできるポケットWi-Fiで大きなシェアを持つワイモバイルは置くだけWi-Fiを発売していません。
で、この中でおすすめはWiMAXですね。
回線の速度、料金の安さで他社より有利です。
次から1つ1つの特徴や機種を解説していきます。
どの業者の置くだけWi-Fiがおすすめ?
まず選択肢に入るのはau・WiMAX・ソフトバンク・SIMフリー機種の4つ。
ドコモのおくダケWi-Fiは個人契約できません
「ドコモ おくダケWi-Fi」は法人限定サービスのため、一般ユーザーでは申し込めません。
個人事業主なら可能性あるかもしれませんが、月額料金が多少安くなる2年縛り契約でも月5800円(税別)するためかなりもったいないことになります。
よって、ほかの4サービスから選びましょう。
auの置くだけWi-Fi
現在契約可能な機種
- Speed Wi-Fi NEXT L02
- Speed Wi-Fi NEXT L01s
- WiMAX HOME 01
WiMAXとほぼ同じですが、販売開始時期やラインナップでは劣ります。
なぜか日本メーカー「NECプラットフォームズ」製品は発売日が遅れがちですね。
最新機種「WiMAX HOME 02」も現在取り扱いなし。
このように最新モデルをすぐ扱わないこともあるため、全体的にWiMAXより一段下と言わざるをえません。
持ち運べるモバイルWi-Fiルーターの法人向けモデルならWiMAXにはない機種もあり魅力的ですが、個人ユーザーには関係ないためメリットにはなりません。
またauスマートバリューmineというauスマホとセット契約で通信費割引されるプランもありますが、これについてはWiMAX業者で契約しても適用されます。
ちなみにauではネット上で契約不可です。
が、唯一auで置くだけWi-Fiを契約するメリットと言えるのが全国に2000店舗以上あるauショップで対面契約できること。
インターネットのことはよくわからないって人は、スタッフに聞きながら契約すれば安心できるでしょう。
もちろん、そのスタッフがノルマ達成のため余分なオプションを勧めてくるかもしれないので、そこは自分で対処することになります。
WiMAXの置くだけWi-Fi
現在契約可能な機種
- Speed Wi-Fi NEXT L02
- Speed Wi-Fi NEXT L01s(一部の業者のみ)
- WiMAX HOME 02
- WiMAX HOME 01(一部の業者のみ)
- novas Home+CA(一部の業者のみ)
基本的にauと同じ端末を扱っていますが、WiMAX業者のほうが最新モデルの取り扱いも早く、ラインナップも充実しています。
そしてWiMAX最大のメリットは業者数が多く競争が激しいため利用料金が安くなること。
au契約では特に割引はありません。
ただWiMAX業者でも特に特典が強力なところを選べば、auより1000円近く安い料金で使えます。
最安は「GMOとくとくBB WiMAX2+」という業者で、だいたい月3300円(税別)くらいですね。
auでは4300円(税別)ほどになるためかなり安くなります。
まだすべて紹介し終わっていませんが、おすすめはWiMAXの置くだけWi-Fiです。
ソフトバンクの置くだけWi-Fi
現在契約可能な機種
- Airターミナル4
ソフトバンクからはSoftBankAirサービスで提供している「Airターミナル」があります。
売れ行きは業界トップでラインナップはAirターミナルシリーズのみ。
ただソフトバンクショックに訪れたユーザーを囲いこんでいることもあり、WiMAXを良く知らないまま契約するのはもったいないですね。
料金面ではWiMAXの方が安く使えますし、端末スペックはWiMAXの「L02」のほうが上。
ソフトバンクのAirターミナルも似たようなスペックではあるものの、サイズは大きめとなっています。
また電波特性的にWiMAXのほうが高速です。
WiMAXよりソフトバンクの置くだけWi-Fiを選ぶ目安としては、いまソフトバンク(かワイモバイル)のスマホを快適に使えている人ですね。
速度計測アプリで一度自分の部屋で使った場合の通信環境をチェックしてみましょう。
10Mbps以上のダウンロード速度が出ているなら、それほどストレスを感じずに使えるはずです。
SIMフリー機種の置くだけWi-Fi
現在販売されている機種
- Aterm HT100LN
- novas Home+CA FREE
最後はSIMフリー版の置くだけWi-Fiについて。
SIMフリーということで、ドコモ・au・ソフトバンク回線に対応する格安SIMを契約して使います。
2、3年ほど前から充実してきた置くだけWi-FiのSIMフリー機種。
まだラインナップは弱く、おしゃれなデザインの機種はまだまだですね。
(あくまで個人の感想です)
スペック面は先に紹介したキャリア製品よりかなり落ちます。
ただ格安SIMがキャリア回線の使う電波の一部をレンタルしているだけなので、もともと回線速度は遅くなります。
よってあまりハイスペックにしすぎても宝の持ち腐れとなってしまうため低スペックで十分です。
ガッツリ動画視聴したり、大きなデータのやりとりをする人には向いていません。
あくまでスマホの補助やネットサーフィンくらいの用途であれば快適に使えるでしょう。
WiMAXの置くだけWi-Fiがおすすめと言える3つのポイント
すでに理由にも触れていますが、WiMAXは
- 端末ラインナップが充実している
- 回線速度が速い
- 月額利用料が他社より安い
の3点で他社より優れています。
1.端末ラインナップが充実している
WiMAXだけは毎年ニューモデルが発売されています。
当然性能も上がっていきますし、新鮮味も感じられます。
置くだけWi-Fiはここ4、5年くらいで市場形成されてきたジャンルなのでラインナップが充実していません。
端末の選択肢があるだけでも魅力と言えるでしょう。
2.回線速度が速い
置くだけWi-Fiのようなワイヤレス(無線)回線でネット接続するものは電波を使ってやりとりしています。
そして電波の周波数は数字が大きいほど高速になります。
ドコモ、au、ソフトバンク(ワイモバイル)では700や800MHzなどの低い周波数帯がメインなのに対し、WiMAXは2500MHz台の帯域を中心に使います。
よって高速な環境で使える可能性が高くなると言えるでしょう。
(実際は基地局との距離などが重要ですが)
ちなみに2020年に登場した5G(ファイブジー)は3~4GHz台と27GHz以上のミリ波と呼ばれる周波数帯も使ってさらに高速な環境を提供しています。
3.月額利用料が他社より安い
一番大事なのは快適に繋がるかどうか?ですが、2番目に大事なのが利用料金です。
安さだけならSIMフリー+格安SIMに勝るものはないものの、快適性も両立させるならWiMAX一択ですね。
使い放題プランも用意されていますし、最安業者なら月額3300円(税別)程度で利用可能です。
格安SIMでも業者(MVNOという)によって使い放題プランを提供していたりしますが、「UQmobile」の常時500kbpsなどとても快適とは言えません。
以上、置くだけWi-FiならWiMAXのホームルーターから選ぶのが快適に使える可能性が高いです。
WiMAXで契約するならどの業者がいい?
ここまでに何度か触れている月額3300円(税別)ほどで使えるのは「GMOとくとくBB WiMAX2+」という業者。
ここは高額キャッシュバックに強い業者さんで、料金を比較した結果、2位以下より常に3000円以上安く使えます。
WiMAXの置くだけWi-Fi最新機種は必ず扱っていますし、イチ推し業者ですね。
WiMAXの対応エリアチェックや今月の特典確認はこちらから
⇒GMOとくとくBB WiMAX2+公式
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まとめ
各社から出ている置くだけWi-Fiのおすすめを紹介しました。
キャリアで選ぶ人はドコモ以外になりますが、auならauを、ソフトバンクやワイモバイルならAirターミナルを選びましょう。
ただ、安くて快適に使える可能性が高いのはWiMAXの置くだけWi-Fiです。
端末スペックや選択肢の多さ、中古で買うとしても頭数が多い分安くなるなど他社より有利なポイントが多くおすすめです。