WiMAX2+モバイルルーター
「Speed Wi-Fi NEXT W04」
が登場しました!
2017/1/11にKDDIの公式サイトにて発表されていたんですが、KDDIニュースページにはなぜか「Speed Wi-Fi NEXT」としか表記されてないかったんですよね。
KDDI公式ページ↓
一瞬新シリーズかと期待したんですが、違ったようです(汗)
「W04」と書けない理由でもあったのか?と深読みしてしまいますが、au商品ページにはしっかり「W04」ってありました。
なんだったんでしょう・・・。
まぁすごくどうでもいい話なのでこれくらいにして、WiMAXルーター「Speed Wi-Fi NEXT W04」のスペックや速度など気になるポイントをチェックしてみました。
WiMAX「W04」ってどんな機種?
W04のデザイン
デザインはこんな感じです↓
これまでのWシリーズが横向きベースのデザインばかりだったため新鮮味があります。
ディスプレイに写ってる四つ葉のクローバーみたいなのもさわやかでいいですね。
WiMAX電波が幸せを運んでくれそうです。
上の画像右の白い台座部分=クレードルは相変わらず地味な感じですけど、旧モデルみたいに囲いみたいなのがなくなってスッキリしました↓
旧クレードル(右側)と比較
囲いがないってことは、端末の厚ささえ「W04」と同じかそれ以下なら他の機種でも使えそうですね。
それにしてもグリーンが鮮やかでキレイです。
そしてこれ、縦にも横にもディスプレイが表示できるスマホみたいな仕様になっています。
端末のみの時は縦表示、クレードルセット時は自動で横表示に切り替わります。
W04の特徴
- 最大速度がW03の約2倍にパワーアップ!
これが最大の特徴です。
下り最大708Mpbsで、3波キャリアアグリゲーションにも対応。
au 4G LTE回線も対応しています。
ライバル機種「WX03」のクレードルみたいにW04専用クレードルにも拡張アンテナを搭載してくれたら文句なしなんでですが、そういうのはありませんでした。
普通のベーシックなクレードルです。
関連記事
⇒Speed Wi-Fi NEXT WX03の専用クレードルについて
とりあえず速度面以外はあまり驚きはないかな?って感じですね。
W04の発売日は?
2017年2月17日でした。
au版、UQ版ともに同日発売でした。
対応エリアは?
今日では多くの人が利用しているWiFiルーターですが、WiFiルーターの機種や会社を選ぶにあたって気になるのはその通信速度や対応エリアの広さでしょう。
2017年2月に発売されたW04は、過去Wシリーズの機種や他社の機種と比較して史上最高とも言われるスペックを備えているWiFiルーターです。
このW04の最大の売りは何と言ってもその高速通信速度です。
発売当初より下り最大440Mbpsの高速通信が全国の広いエリアで使用可能となっています。
山間部などエリアによっては220Mbpsもしくは110Mbpsに制限される場所もあるものの、ほとんどの都市部では440Mbps通信が利用可能で、さらに今後も全国に対応エリアを広げています。
対応エリアについては、Webサイトでマップ上で確認できるため安心です。
加えて2017年9月からは東京・名古屋・大阪エリア限定で下り最高708Mbpsというさらに高速のデータ通信が利用可能になりました。
これは有料オプションであるハイスピードプラスエリアモードを利用した時のみ有効ですが、史上最高の通信速度を実現したWiFiルーターとなりました。
(発売時点のもの)
W04のスペック・仕様
本体カラー | グリーン/ホワイト |
サイズ | 幅130×高53×厚14.2mm |
重量 | 約140g |
充電時間 | 約120分 |
電池容量 | 2750mAh |
連続通信時間 | 約540分 |
連続待受時間 | 約850時間 |
ディスプレイ | 約2.4インチ TFT LCD |
au ICカード | au Micro IC Card |
最大通信速度 (下り/上り) | au 4G LTE&WiMAX2+(CA) 370Mbps au 4G LTE(CA) 225Mbps au 4G LTE 150Mbps/25Mbps WiMAX2+ 110Mbps/15Mbps WiMAX2+(CA) 440Mbps/30Mbps |
au世界サービス | ○(LTE/UMTS) |
Bluetooth | Ver 4.1 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
インターフェイス | USB Type C |
最大接続台数 | Wi-Fi 10台 Bluetooth 3台 |
対応OS | Windows Vista/7/8/8.1/10 Mac OS X v10.6/v10.7/v10.8/v10.9/v10.10/v10.11/v10.12 |
「W03」のデザインはそこまで好きじゃなかったんですけど、「W04」はいいですね。
これまで愛用していた「WX03」への愛が崩れそうです(汗)
それにしてもファーウェイさん、「W」シリーズ出す間隔がかなり短い。
「W02」が2016年2月、「W03」が2016年6月、そして「W04」が2017年2月ですからね。
1年間で3モデルもでています。
「W02」を買った人が後悔してそうな気も・・・。
ただ「W03」が短期間で発売されたのはauモデルとして発売するからって事情がありましたが、今回はこれがauから発売されるモデル。
今後しばらくは新作がでることはないでしょうね。
「W05」発売まできっちり使うことになりそうです。
W04のクレードルがあるとできること
クレードルとは下の画像でW04が載っている台座部分のこと。
W04は専用クレードルHWD35PUUにセットする事で据え置き型のホームルーターみたいに使えるものです。
クレードルの後部には有線のEthernet端子と充電用USB Type-C端子があります。
Ethernet端子は最大1000Mbpsの伝送速度を持つ1000BASE-Tに対応し、子機をLANケーブルで接続すれば無線LANと接続するケースと比較して遥かに低い回線損失のデータ通信を実現し、接続された子機からもWiMAXが本来持つ快適なネットワークを利用できます。
充電用USB Type-C端子に別売りのTypeC共通ACアダプター01を接続すればコンセントからの安定した電力供給を受け、W04本体に内蔵されているバッテリーにQuick Charge3.0による急速充電を行いながら動作するのでバッテリーの残量を気にする事無く運用可能となります。
クレードルの前面にはインジケーターがあり電源ランプでは前述の充電用USB Type-C端子からの電力供給の有無を確認でき、Ethernetランプでは対応機器の接続の有無やそれらの機器とのデータ通信の有無を分かりやすく視認できます。
見た目的にもいいですし、充電するときにケーブル端子部分を手に持って挿入する手間もなし。
ディスプレイを操作しやすいのもメリットです。
旧モデルW03から進化したポイント
W04はW03と比較すると操作性が向上したことや、通信速度が向上したことなどが挙げられます。
操作性アップ
携帯性の向上についてはW03とはあまり大差がありませんが、幅は130mm、高さが53mm、奥行きが14mmで十分コンパクトなサイズです。
W03は幅が120mm、高さが62mm、奥行きが11mm。
幅と奥行きではW04はW03に負けてしまいますが、その分高さについては53mmで少しだけ低くなっていて、携帯性が向上しています。
縦持ちで使えるため、スマホのように操作できることから操作性は高くなっていると言えます。
通信速度アップ
通信速度で比較してもW04はW03よりも性能が大幅に向上しています。
W04の通信速度は下りの場合が最大708Mbpsで上りの場合だ最大30Mbps。
W03の通信速度が下りの場合で最大370Mbpsで、上りの場合で最大25Mbpsとなっていることを考えると、W04の通信速度はかなり進化しています。
W03で最大速度の370Mbpsの速度を出すためには、WiMAX2+とau 4G LTEの2つの電波を同時に使用する必要があります。
ただW04であればWiMAX2+の電波単体で最大速度の440Mbpsの速度を出すことが可能です。
まぁこれはあくまで理論値ではありますが。
まとめると、インターネットに接続した場合の快適性や通信速度に関して大幅に進化した、と言えます。
ライバル機種WX03より優れているポイントは?
WiMAXには主に、NECが製造しているWXシリーズと、HUAWEIが製造しているWシリーズがあります。
そしてそれぞれの最新機種が「WX03」と「W04」。
発売日も近くよく比較されがちな機種です。
この2機種ならどっちがいいのか?について簡単に解説していきます。
W04は2回線に対応
最大のポイントはW04はWiMAX2+回線と、au 4G LTE回線の2つに対応している部分。
WX03はau 4G LTE回線に対応しておらずWiMAX2+回線のみが対応しています。
WiMAX2+回線は山間部や地方では電波が届きづらいのですが、au 4G LTE回線はエリアが広く地方まで幅広くカバーしています。
なのでW04はWiMAX2+回線が届かないエリアに行った時でもau 4G LTE回線を利用することができるので、広いエリアで利用することができます。
au 4G LTE回線にはもう一つメリットがあり、W04ではWiMAX2+回線、au 4G LTE回線の2つを同時に使うことにより、さらなる高速通信が可能になります。
WiMAX2+の最大通信速度は下り最大440Mbpsですが、この2つの回線を同時に使う機能により、東京、名古屋、大阪の一部の地域では通信速度下り最大708Mbpsの高速通信が可能になりました。
これがWX03にはない一番のポイントですね。
スリムなデザイン
もう一つのW04の優れているポイントはスリムなデザインです。
細身なスティック形状のデザインでポケットにも入れやすく、カバンの中に入れても邪魔にならないいサイズなので、持ち運びしやすいデザインになっています。
まとめ
ファーウェイの新機種「Speed Wi-Fi NEXT W04」について紹介しました。
新しいモデルならではの魅力的な数値が購買意欲をそそります。
ライバル機種「WX03」も好調な売れ行きですが、W04の方がスペックは上。
激しいデットヒートを繰り広げてくれそうですね。
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