WiMAXについて調べているとたまに見かける用語「周波数」。
WiMAXだけではなく、スマートフォン、ガラケーなど無線でやりとりできる端末は電波(周波数)を使ってデータのやりとりをしています。
そこで、周波数とはどんなものなのか?について解説していきます。
WiMAXでも使われている周波数ってどんなもの?
周波数=しゅうはすう。
全部音読みです。
漢字そのままの意味で受けとると、周囲にある波の数?
それとも周っている波の数?
意味不明ですね。
こんなときはグーグルさんの出番。
早速調べてみるとこうありました↓
周波数とは?
電気振動(電磁波や振動電流)などの現象が、単位時間(ヘルツの場合は1秒)当たりに繰り返される回数のこと(ウィキペディアより)
ずいぶん小難しい説明ですね。
「IQたったの5か、ゴミめ!」と某世界的に有名な宇宙人のお兄さんに言わること間違いなしの私には難解すぎる・・・。
とりあえずヘルツは「Hz」と表記される単位。
WiMAX1は30MHz分、WiMAX2+は20MHz分使っているとのことなので、WiMAX1で考えてみます。
※2017年8月現在、WiMAX1は10MHz/WiMAX2+は40MHzとなってます
※2020円3月ですべてWiMAX2+回線に移行しました
M=メガ=100万なので 30×100万=3000万回/秒 ですね。
秒間3000万回の振動とかスゴい。
会いたくて会いたくて震えすぎどころじゃないレベル。
ちょっとした残像が見えそうです。
周波数でデータのやりとりはどうやってるの?
で、どうやってこの周波数を使ってデータをやり取りしてるんでしょ?と思って調べてみると、意味不明すぎて眠くなります(汗)
まず普段私達が使っている数字は0~9までの数字を使う「10進法」という表記方法。
9まで行くと次で桁が繰り上がる流れなのはご存じですね。
ただコンピュータは0と1の2つしかない「2進法」で表現しています。
1の次で早くも桁が繰り上がるわけですね。
2進法で「0」なら0、「1」なら1、「10」なら2、「11」なら3となります。
そして電気信号のオンオフで0か1かを判断するわけです。
これ以上詳しく2進法について説明しようとすると寝てしまうのでグーグルに聞いてみてください。
で、この白か黒か?みたいな2パターンしかない単純明快な2進法なら、周波数の波で表現できることになります。
波があるなら1,ないなら0みたいに判断できるわけですね。
そしてWiMAX1の周波数「3000万回/秒」ならけっこう情報量を送れそうです。
あとは「00001111」って振動パターンだったらひらがなの「あ」とかルールを決めておけば、波を受け取った機器が読み取って「あ」と判断しディスプレイに表示したりできるわけです。
WiMAX回線で使われている周波数帯
WiMAXでは2.5GHz帯(Band41)という周波数帯を使っています。
スマホがメインで使っているLTE電波は800MHz帯や2GHz帯が利用されています。
で、この周波数の数字が大きいとデータ通信が高速になるものの、障害物に弱い弱点もでてきてしまう特徴があります。
対してスマホでメインに使われているLTEのような低い周波数帯の電波は、障害物があっても回り込んで届く習性があるとのこと。
一長一短ですね。
この辺の快適さはWiMAX基地局との距離や、間にある障害物しだいなところもあるので、公式サイトで対応エリアチェックしただけではわからない部分でもあります。
契約するなら必ず実機でチェックしておきましょう!
WiMAXは契約者数が3000万件を突破するほどの回線サービス。
正確な数字ではありませんが、4人に1人はWiMAXを使ってる計算なので、知り合いにWiMAXユーザーがいるなら自宅で試させてもらいましょう。
周囲にユーザーがいないなら、UQコミュニケーションズが提供している無料お試しサービス「TryWiMAX」で試してみてください。
せっかくの高速回線も電波状況が悪い場所では無意味ですからね。
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WiMAXのWi-Fi接続時に使う周波数
WiMAX回線と違い、端末とスマホなどを接続するときに使う周波数はまた別物です。
で、Wi-Fi電波は「2.4GHz」と「5GHz」の周波数帯に対応しています。
5GHzのほうが高速
これも周波数が高い方が高速なので、5GHzを使ったほうが快適です。
でもそれなら「2.4GHz帯」っていらないんじゃ?と思いませんか?
ここには電波法っていうものが絡んできましてですね、この5GHz帯は国がレーダーで使う周波数帯なんです。
この電波を邪魔しちゃだめですよ?ってことで、室内しか使えないよう法律で定められています。
実際外で使ったからってそうそうバレるものでもないと思いますが、違法なのでチャレンジすることのないように!
忘れがちな人は2.4GHzだけ使っておきましょう。
WiMAXホームルーターなど、室内でしか使わない人はずっと5GHz帯に設定しておいても問題ありません。
用法を守って正しく活用しましょう!
なおスマホなど接続する側も5GHzに対応していないといけませんが、いまどきの端末なら問題ないはずです。
ちなみに、2.4GHz帯はほかの家電製品でも使われている周波数帯なので、干渉しあって電波が届かないこともあります。
「なんか繋がりにくいな?」と感じたら5GHz帯を試してみてください。
まとめ
WiMAXの周波数について調べてみました。
理系はこういうの学ぶんですかね?
文系人間には難しすぎる(汗)
それにしても、よくもまぁこんな仕組みを生み出したもんです。
人類スゴい。
そんな人類の中の1人になれたことに感謝しかない。
もしこの記事読んでいただいた方がいたとしても意味が伝わらないかもですが、伝わったならこれ幸い。
人間アウトプットすると理解が深まるっていいますからね、もう3、4回解説記事書けばハッキリ理解できるかもしれない。
わからなかった方は、ぜひ自分なりに調べてアウトプットしてみましょう。
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