諸事情によりファーウェイが発売している人気WiMAX2+ルーター「W03」も買ってみました。
参考記事
⇒「W03」白ロムを買いました。
買ったのはオレンジ色。
ホワイトはどのモデルにも用意されている定番カラーなので、どうせなら個性的な色を選んでみました。
で、その時アマゾンや楽天、中古ショップなどいろんな通販サイトをチェックして買ったわけですが、「W03」って何か2種類あるんですね。
auから出てるのと「UQWiMAX」から出てるのが。
(W01もそんな感じみたいですがそっちは割愛します)
この2つはいったいどこがどう違うのか?
ネットの声を見てるとなんとなくUQ版がいいのかな?と感じていますがどうなのか・・・。
ってことで、違いについて調べてみました。
au版とUQ版の「W03」にはどんな違いがある?
まずは本体デザインに違いがないかチェック!
本体デザインの違いを比較
見た目の違いは水色の円で囲ったフロント側右下にあるブランドロゴのみ。
それ以外は完全に同じっぽいですね。
一応断っておきますが、裏面の白文字は追記したものなので。
ロゴが違うだけでは選ぶ理由にはならない・・・よね?
auが大嫌いって人ならUQにすると思いますけども。
個人的にはWiMAXなんだから運営会社UQ版のほうがいい気もします。
でもオレンジ色はauカラーでもあるので、相性的にはau版のほうがいいんでしょうね。
端末スペックの違いを比較
au、UQWiMAXそれぞれの公式サイトからの転載です。
au版 | UQWiMAX版 | |
---|---|---|
型番 | HWD34SDA | HWD34SDU |
本体カラー | オレンジ ホワイト | オレンジ ホワイト |
サイズ | 幅 120mm 高さ 62mm 厚さ 11.4mm | 幅 120mm 高さ 62mm 厚さ 11.4mm |
重さ | 約127g | 約127g |
バッテリー容量 | 3000mAh | 3000mAh |
対応OS | Windows Vista/7/8/8.1/10 Mac OSX v10.5/v10.6/v10.7/v10.8 /v10.9/v10.10/v10.11/v10.12 | Windows Vista/7/8/8.1/10 Mac OSX v10.5/v10.6/v10.7/v10.8 /v10.9/v10.10/v10.11/v10.12 |
充電時間 | 約130分 | 約130分(共通AC アダプタ05使用時) |
連続通信時間 | 約610分 | 【ハイスピードモード(WiMAX2+)】 ・ハイパフォーマンス 約570分 ・ノーマル 約610分 ・バッテリーセーブ 約730分 【ハイスピードプラスエリアモード】 ・ハイパフォーマンス 約350分 ・ノーマル 約430分 ・バッテリーセーブ 約680分 |
連続待受時間 | 約1040時間 | 約1040時間 (WiMAX2+、 クイックアクセスモードOFF時) |
ディスプレイ | 約2.4インチ TFT LCD | 約2.4インチ カラータッチパネル 320×240 |
対応回線 | WiMAX2+ au 4G LTE | WiMAX2+ au 4G LTE |
最大通信速度 | 【WiMAX2+&au 4G LTE(CA)】 下り370Mbps/上りは未記載 【WiMAX2+(CA)】 下り220Mbps/上りは未記載 【WiMAX2+】 下り110Mbps/上り15Mbps 【au 4G LTE(CA)】 下り225Mbps/上りは未記載 【au 4G LTE】 下り150Mbps/上り25Mbps | 【WiMAX2+&au 4G LTE(CA)】 下り370Mbps/上り25Mbps 【WiMAX2+(CA)】 下り220Mbps/上り10Mbps 【WiMAX2+】 下り110Mbps/上り10Mbps 【au 4G LTE(CA)】 下り225Mbps/上り25Mbps 【au 4G LTE】 下り150Mbps/上り25Mbps |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac(LAN) | IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯) IEEE802.11n/g/b(2.4GHz帯) |
同時接続台数 | 10台 | 10台 |
付属品 | MicroUSBケーブル | Micro USBケーブル |
USB | USB 2.0 High Speed | 未記載 |
au世界 サービス対応 | ○(LTE / UMTS ) | 未記載 |
型番の末尾にはそれぞれのブランド名の頭文字が付加されてます。
ほか記載されてたりされてなかったりの違いはありますが、たぶん同じでしょう。
ただ、auモデルのWiMAX2+回線上り速度だけは15Mbpsで5Mbps速くなってます。
どっちかの表記ミス?
でもauサイトには「15Mbps対応エリアは順次拡大中です。」とあるのでUQは拡大してない現状の速度を記載してるのかもしれません。
あと「au世界サービス対応」だけはauモデルのみの仕様。
UQWiMAXサイト内で検索しても出てこないので、海外で使う可能性があるならauモデルの方がいいですね。
料金は割高ですが。
公開されてるスペック表の違いはこんなところでした。
とりあえず型番と海外で使えるかどうか?が大きな違いですね。
その他の違いについて
ほか、ネット上で紹介されていたものは、
- 初期インストールされているプロファイル数の違い
auモデルは「Internet」だけ
UQモデルは「Internet」含め計7種類あり - Internetプロファイルの中身
auモデルは「kwx2」
UQモデルは「uwx2」
また、オークションなどでの取引価格はau版の方が安い傾向があるらしい。
プロファイルっていうのはネットワーク設定や端末の切り替えをサクッと済ませられる機能のこと。
ってこれじゃよくわかりませんが、ネットにこう書いてあったので!(丸投げ)
格安SIM業者を例にすると、有名どころで「楽天モバイル」と「LINEモバイル」だったら、楽天のプロファイル設定にすれば楽天回線が使える、LINEのにすればLINEの回線でスマホが使えるってことですね。
UQ版は最初から7種類も登録されている分、親切ですね。
au版は「au回線だけつかえればええやん、他所なんて使わんでも」って姿勢(偏見あり)。
完全にUQ版のほうがイメージ良い(笑)
契約できるお店を比較
au版はauショップでしか契約できません。
中古でau版を買ってUQ版のSIMカードを差し込めば使えますが、そんなことする意味ないですね。
UQ版は30社くらいあるWiMAXプロバイダで契約できます。
こっちのほうが割引キャンペーンなど頑張ってるのでかなりお得。
たとえauスマホを使っていたとしても、W03はWiMAXプロバイダ側で契約したほうがメリット大きいです。
auスマートバリューっていうスマホと両方契約してると通信料割引されるプランもありますが、これはUQで契約しても同じ。
ってことでUQ版がいいですね。
2つのバージョンの違いまとめ
ここまで比較してきた中で見つかった2モデルの違いをまとめておきます。
- 端末にプリントされているロゴが違う
- 型番が違う
- 海外で使えるかどうか
- 初期登録されているプロファイルの数
- プロファイルの内容
- 契約できるショップの違い
W03のスペック的な違いはほぼなし
海外の電波を使う国際ローミング対応はau版ならではですが、W03でそんな機能いらないと思います。
それなら空港とかにあるグローバルWiFiとかイモトのWiFiなんかをレンタルしたほうが安く済ませられるでしょう。
あとは安さですね。
UQ版のほうがいろんな業者の中から安いところを選べるので、最大3万円くらい料金に差がでてきます。
以上の違いから、契約するならUQ版がベスト。
中古で端末だけ買うならどっちでもいいですね。
まとめ
ファーウェイ「W03」のau版とUQWiMAX版の違いについて調べてみました。
微妙に差があるんですね。
ちなみに、私が購入したイオシスには朝の時点で両方とも同じ価格で2個づつ在庫あったんですけど、夜見たらUQWiMAX版だけ売り切れてました。
検証データ少なすぎですが、UQ版の方が人気あるのかもしれない。
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