「現金キャッシュバックならどこにも負けない!」
そんな意気込みを感じさせてくれるWiMAXプロバイダが「GMOとくとくBB WiMAX2+」です。
ここはイレギュラーを除き、常に業界最高額の現金キャッシュバック額を維持しているプロバイダさん。
きっと社内スローガンにそれ系のものが掲げてるんでしょう。
ちなみに過去にあったイレギュラーも紹介しておくと、2018年3月に「So-netモバイルWiMAX2+」がGMOとくとくBBより高額なキャッシュバックキャンペーンを繰り出したことがあります。
翌日にはそれより100円高額なキャッシュバック額に変更したんですけどね。
負けず嫌いすぎる(笑)
そこで、WiMAX業界トップであることにこだわりを見せるプロバイダ「GMOとくとくBB WiMAX2+」で、WiMAX新機種「Speed Wi-Fi NEXT W06」を契約するのはありかなしか?について徹底調査!
W06の魅力も紹介しつつ、GMOとくとくBBのメリット・デメリットをまとめました。
プロバイダ選びの参考にしてもらえれば。
GMOとくとくBBでのW06契約はあり?それともなし?
GMOとくとくBBのキャンペーン特典
現金でのキャッシュバック特典
スマホ契約でもよく見かけるキャッシュバック特典ですが、このページ冒頭でも触れたようにGMOとくとくBBではここに一番力を入れているように感じられます。
他社が最大30000円くらいなのに対し、ここは35000円くらいからが標準的。
ちなみに他社ではアマゾンギフト券やその他商品券、電気屋なら自店舗で使える割引クーポンなどでキャッシュバックしているところもありますが、一番使い勝手がいいのは現金です。
2位以下に大差を付けているため、現金バックに魅力を感じる人はGMOとくとくBBがベストな選択になるでしょう。
毎月割引してくれる月額割引特典
キャッシュバックはある程度(1年ほど)継続確認が取れてからじゃないともらえません。
(現金受け取ってスグ解約する人が絶対いますからね)
確認後に案内に従って手続きを進める形が一般的です。
でも1年も経つと忘れてしまうパターンもあるんですよね。
手続き忘れて受け取れず・・・、そんな人たちの怨嗟の声をネット上で見かけます。
そういう心配なしに使えるのが月額割引特典です。
面倒がないぶんキャッシュバック特典より割引率は下がりますが、契約した月から縛り期間中ずっと安く使える安心感が魅力。
手続きとかメンドイ、忘れそうって人はこちらを選びましょう。
Speed Wi-Fi NEXT W06はこんな機種
見た目はこれといってとがった主張もなく、長方形のシンプルなデザインです。
過去のシリーズでは縦型デザインだったこともあったのですが、今回は無難路線ですね。
いろはホワイトとブラックの2色から選べます。
W06を選ぶべき理由
WiMAX最速モデル
WiMAX初となる1ギガビット通信に対応したのがこのW06。
WiMAXどころかモバイルルーター業界初の記念すべきモデルです。
あくまで理論上の速度ですが、「1237Mbps」まで出る可能性があります。
(USBケーブル接続時/WiFi利用時は867Mbps)
一般的な光回線インターネットが1Gbps(最近は10Gbpsも増えてきましたが)なので、ワイヤレスインターネット回線が超えちゃった格好ですね。
ただし対応エリアに注意!
※緑色の都府県の中でも一部で対応
夢の1237Mbpsも、実は日本全国ではごく一部エリアしか対応してないんです。
そのエリアとは・・・
東京都・埼玉県の一部。
※2019/3~、愛知、大阪の一部も追加されました!
後ろに「一部」ってあるとおり、東京都でも西側の山が多い地域はまず対応していないでしょうし、その他地域も同様です。
順次対応エリアは拡大していきます、と公式ページにあるので徐々に広がっていくはずですが、地方民にとって先は長そうですね。
都市部なら最大958Mbpsで使える可能性あり!
1237Mbps対応ではありませんが、ほぼ1ギガビットとなる958Mbps対応エリアはもっと増えます。
そのエリアとは・・・
東京、埼玉、宮城、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の一部。
四国や札幌、沖縄は外れましたが、「一部」とはいえ日本の大都市部のほとんどで958Mbpsに対応しています。
これでも十分速いので、該当エリアに住んでいる人はW06を選んでおきましょう。
都市部での圧倒的性能
上で対応エリアについて触れたとおり、都市部なら最大958Mbps/1237Mbpsに対応しています。
W06のライバルモデル「WX05」は最大440Mbpsですし、W06の旧機種「W05」も最大758Mbpsなので、余裕で上回っています。
都市部在住ならW06を選びましょう。
外でも使えるモバイルルーター型
W06はバッテリー搭載の携帯型端末なので、外でも自宅でも使える利便性が魅力。
W06を介してスマホをネットに繋げば、通信量を節約できます。
そうなるとスマホ側のプランを少ない容量に変更することで、スマホ代の節約も可能に。
持ち物が1つ増えるデメリットこそありますが、セットで持ち歩けば節約効果も期待できます。
こんな人はW06以外がおすすめ
都市部に住んでいない
都市部(東京/埼玉/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡)以外に住んでいる人は、W06の最大速度1237Mbps/958Mbps対応エリア外となるため、ライバル機種「WX05」のほうが快適に使える可能性大。
WX05は電波出力を上げる特別な機能を搭載している分、通信安定性が期待できます。
(地方都市に住むの私の家ではWX05のほうが速い)
WX05の詳しい性能はこちらで解説
⇒WX05だけに搭載された機能を解説!
外で使わない
自宅や室内でしか使わない人は、W06のようなモバイルルータータイプより、据え置き型のホームルータータイプを選びましょう。
W06と同じ日に発売された「Speed Wi-Fi HOME L02」がおすすめです。
L02も1ギガビット通信に対応してますし、W06より出力が強い分安定感では上です。
L02の詳しい性能はこちらで解説
⇒L02のスペック・機能を詳しく解説!
中国ファーウェイにいいイメージを持っていない
2018年後半あたりから中国企業「ファーウェイ」への当たりが強くなってきました。
特にアメリカでは排除に積極的で敵視してる感じですね(汗)
日本でもファーウェイ製の基地局を積極的に導入していたソフトバンクがしんどい思いをしてるようです。
こういった世情を気にする人はライバル機種「WX05」をおすすめします。
日本メーカー「NECプラットフォームズ」製なので、”国産”ってところに安心する人もいるのでは?
充電用台座(クレードル)が欲しい
今までの携帯型WiMAXルーターには必ず用意されていた充電用の台座(クレードルという)がW06にはありません。
クレードルがあるとLANケーブルでの有線接続が可能だったんですが、W06では「USB3.0 Type-c」ケーブルでしか接続できません。
なおLANケーブル接続は対応していませんでしたが、クレードル自体は旧モデル「W04/W05」のものでも充電できます。
価格は3000円少々なので、どうしても台座にセットしたい人はそれらを購入しましょう。
GMOとくとくBBが他社より優れているところ
特典の強さ以外にもここを選ぶと次のようなメリットがあります。
即日発送対応
平日16時、休日14時までに申し込めば、最短即日発送してくれます。
(在庫状況にもよります)
20日まで違約金なし解約可能
インターネット回線契約では初期契約解除制度というクーリングオフみたいな仕組みが用意されています。
これは8日間までなら無償解約できるもの(初期費用は別)。
ただGMOとくとくBBには20日間まで無償解約できるサービスがあります。
適用条件
対応エリアチェックで「○」の場合
地方都市住まいの私の場合「△」だったのでダメでしたが、「○」ならかなりゆとりを持って通信状況をチェックできます。
8日間ってけっこう短いんですよね。
その点20日間もあればじっくり自分の行動範囲内を巡り、各地で通信状況を確認できるのは助かります。
GMOとくとくBBより安いプロバイダはある?
キャッシュバック額は業界トップを維持しているGMOとくとくBBですが、WiMAX契約では契約期間のトータル料金が一番大事です。
プロバイダにより最初の数カ月は安いけどそれ以降は割高料金ってこともありますからね。
そこで次の条件でGMOとくとくBBと他社プロバイダの料金を比較してみました。
- W06を契約
- 3年ギガ放題プランを契約
- 税込
- 初期費用3300円、端末代込み
- 契約月の日割り分は除く
3年合計料金の比較結果
順位 | プロバイダ | ギガ放題 (無制限) 年間平均 (税込) | ライトプラン (月7GBまで) 年間平均 (税込) | 特典 |
---|---|---|---|---|
1位 | GMOとくとくBB 月額割引コース | 46723 | 38575 | 月額割引 キャッシュバック6000円 |
2位 | BroadWiMAX | 48273 | 39728 | 月額割引 |
3位 | auショップ | 53369 | - | 店舗による |
4位 | 家電量販店系 プロバイダ | 57816 | - | 店舗による |
5位 | BIGLOBE | 59956 | - | キャッシュバック 17000 |
販売終了 | DTI | - | - | 月額割引 |
販売終了 | AsahiNet | - | - | 初期12ヶ月 月額割引 |
販売終了 | So-net | - | - | 初期12ヶ月 月額割引 |
販売終了 | UQ WiMAX | - | - | なし |
販売終了 | GMOとくとくBB キャッシュバックコース | - | - | - |
W06ではなく古いモデルなら在庫消化のためかかなり安くしているところもあるんですが、性能差があるため最強モデルW06をおすすめします。
GMOとくとくBBが地位版安く契約できました。
が、在庫がなくなり販売終了となっています。
というわけで、料金で選ぶならBroadWiMAXがいいですね。
契約までに公式サイトで対応エリアチェックも必ずしておいてください。
詳細はこちら
⇒BroadWiMAX公式ページ
まとめ
現金でのキャッシュバックに強いWiMAXプロバイダ「GMOとくとくBB」でW06を契約するメリットについてまとめました。
性能面でWiMAXトップクラスの「Speed Wi-Fi NEXT W06」。
でしたが、いまは5G回線対応モデルも登場し、旧世代の端末になりつつあります。
今から契約するのであれば、5Gモデルのほうが快適性では高くなると思いますよ。
参考記事
⇒GalaxyG5ルーターをレビューしました!