めっちゃ田舎や山奥、沿岸部海上などを除き日本全国どこでもワイヤレスでインターネットに繋げるWiMAX。
契約者数が3000万回線オーバーで、この業界では圧倒的トップシェアを誇ってます。
そんなWiMAXを契約するには大雑把に
- 2年契約プラン
- 3年契約プラン
の2つから選ぶことになります。
一部4年縛りや期限なしプランを用意している業者(プロバイダ)もありますが、料金が高く選ぶメリットはありません。
また2年契約プランは受付終了する業者が増え、徐々になくなっていく流れです。
そんな中で「1年縛りの契約プラン」を出してきたWiMAXプロバイダがあったので調べてみました。
ここでは、1年契約プランが選べる「DriveWiMAX(ドライブワイマックス)」に注目し、1年プランのメリット・デメリットや、選べる機種、他のプロバイダよりお得なのか?についてまとめました。
WiMAXの1年契約プランってどうなの?
まずは1年プランを繰り出してきたDriveWiMAXについてざっくり解説。
1年プランがあるDriveWiMAXとは?
東京に拠点がある株式会社Wizが運営するWiMAXプロバイダ。
ハッキリした時期はわかりませんが、ネット情報を参考にするとWiMAX事業を始めたのは2018年初頭のようです。
ってことでサイト管理人も最近知りました(汗)
ギガ放題プランは月額3880円、ライトプラン(月7GB)は3196円で、業界他社に比べても十分安い価格設定が魅力的。
これで1年契約ならいい感じですね。
ちなみに1年プランでは適用されてませんが、キャッシュバックキャンペーンもやってます。
1年契約プランのメリット・デメリット
メリットは?
なによりも「縛り期間がたった1年と短いこと」、これに尽きます。
WiMAXルーターは1年間に新しいモデルが3~4種類くらい発売されています。
他のWiMAXプロバイダは2年か3年縛りなので、新しいモデルに機種変更するのもお金がかかるんですよね。
解約違約金とか端末代などなど。
中には機種変更に対応していないプロバイダもあって思うように買い換えられなかったりします。
その点DriveWiMAXの1年プランなら、気兼ねなくニューモデルに乗り換えられます。
デメリットは?
少し古い機種しか選べないこと。
選べるのは「Speed Wi-Fi NEXT W04」というモデルで、詳細は下の項目で触れます。
まぁスペック的にいま使っても全然問題ない機種なのでいいんですが、より快適さを求めるなら一歩劣ります。
我が家で速度計測すると、最新モデルが50MbpsならW04は40Mbpsとかそんなくらい。
また縛り期間が長いほどプロバイダ側も利益確保できるので、1年だけではちょっと割高料金なのもデメリットですね。
料金についても下の項目で詳しく見ていきます。
1年契約プランで選べるWiMAXルーター
DriveWiMAXでは現在次の3機種から選択できます↓
- Speed Wi-Fi NEXT W05
(モバイル型) - Speed Wi-Fi HOME L01s
(据え置き型) - Speed Wi-Fi NEXT W04
(モバイル型)
ただ①と②は3年契約プラン限定です。
1年契約できるのは「W04」だけとなります。
そこでこのモデルの特徴を簡単に紹介しておきます。
Speed Wi-Fi NEXT W04はこんな機種
本体カラーはホワイトとグリーンの2色あり。
最大速度はWiMAX最速となる758Mbpsで最新W05と同等です。
バッテリー容量や持ち時間・最大接続台数など目立った性能差はないので、これを選んでも問題ありません。
日本人で嫌う人が多い「4」がナンバリングされているモデルですが、そんなの気にしないですよね?
で、1つ前のモデルなので在庫消化したいのもあって特別プランが用意されているんでしょう。
それだけに在庫終了後は1年プランが継続するかどうかは怪しいところ。
1年縛りにこだわるのであれば早めに申込みましょう。
W05との具体的な違いは?
- デザイン
- イメージカラー
- 上り最大速度
- 専用クレードルセット時のHSモード自動切り替え
デザインやイメージカラーはガラッと変わっています。
また下り最大速度は一緒なんですが、上りは半分の37.5Mbpsですね。
まぁ上りの速度なんて恩恵を受ける機会はそれほどないので気にするところではありません。
ってことで最大の違いは専用クレードルにセットしたときのハイスピードモード自動切り替え機能です。
W04/W05には速度やバッテリー消費をコントロールできるモードが3つ用意されています。
外で使うときにバッテリー消耗を抑える省エネモード、通常モード、最速で繋げるモードの3つ。
外で使うときはバッテリー持ちを重視して省エネモードに、自宅で充電しながらバッテリー消費を気にせず使えるときは最速モードにしている人もいると思います。
そんなときW05ならわざわざ設定画面開いて変更する必要がありません。
まぁ便利といえば便利ですが、ないならないでいいかな?って感じの機能ですね。
1年契約プランを選ぶメリットに比べれば微々たるものじゃないかと。
1年契約プランの料金
- データ使い放題のギガ放題プラン
⇒3880円 - 月7GBまでのライトプラン
⇒3196円
データ使い放題といっても3日間で10GB以上使うと速度制限あり。
ライトプランは快適な速度で使えるのが7GBまでというだけで、常時速度制限された状態ならそれ以降も使えます。
この料金は、税金、初期費用、オプション料などを含んでいません。
2年縛り以上がデフォルトの他社プロバイダに比べると少し高めの料金設定ですが、1年縛りのメリットを考えればお釣りが来るレベル。
WiMAX運営元の本家プロバイダ「UQ WiMAX」の基本料金4380円に比べたら十分安く使えます。
ただ「他社より少し高め」なんて書かれたら、そっちの料金も知りたくなるでしょう。
そこで他社プロバイダの特典込み平均月額と比べてみました。
他社の月額料金と比較してみた
2018/12 更新 | プロバイダ | ギガ放題 月額平均 | ライトプラン 月額平均 |
---|---|---|---|
1位 | GMO とくとくBB | 3054 | 2437 |
2位 | So-net | 3380 | 2780 |
3位 | @nifty | 3479 | 2837 |
4位 | BIGLOBE | 3509 | 2862 |
5位 | Broad WiMAX | 3572 | 2926 |
6位 | DTI | 3623 | 3403 |
7位 | AsahiNet | 3714 | 3137 |
8位 | Drive WiMAX | 3880 | 3196 |
9位 | UQ WiMAX | 4064 | 3418 |
※他に20社ほどプロバイダがありますが、特典が魅力的で安い上位業者だけピックアップしています
※UQ WiMAXは高いんですが本家なのであえて掲載
DriveWiMAXの1年プラン料金は、表のとおりそれなりに割高なのがわかります。
ただ上位勢は3年縛りプランなのがネック。
1年で気持ちよく解約できるメリットを考えれば支払う価値のある金額差じゃないかと。
というわけで、縛り期間の長さをあなたならどう判断するか?が決め手ですね。
DriveWiMAXのキャンペーン
公式サイトを見ると、時期によりキャッシュバックキャンペーンをやってることもあります。
ただ適用条件に「24ヶ月以上の利用」ってあるんですよね・・・。
これでは1年プランを申し込む意味がありません。
残念ながらキャンペーン適用はなし!と思っておきましょう。
DriveWiMAXのオプション
- Drive安心サポート(月300円)
- Drive安心サポートワイド(月500円)
上は内部の故障のみ対応、ワイドのほうは故意でない外部の損傷にも対応しています。
が、契約できるのはW04なので、壊れたら中古で買ったほうが安く済む可能性大。
(アマゾンで中古3000円くらい)
入らなくても問題ありません。
以上、DriveWiMAX限定の「1年契約プラン」についてまとめてきました。
正直、GMOのほうが長い目で見たら安いのでGMOをオススメします。
まとめ
3年縛りが主流のWiMAXルーターを1年契約できるプロバイダ「Drive WiMAX」を紹介しました。
機種は限定されてしまいますが、毎年ニューモデルが出るWiMAXルーターを1年だけの縛り期間で使えるのはかなり魅力的。
短期契約を希望する人はここがおすすめですね。