発売日に機種変更で申し込み、翌日にWX06(グリーン)&クレードルが無事到着しました!
かなり対応早いですね。
スムーズに届いたってことは、あまり申し込みが殺到してるってわけでもなさそうですが。
まぁメーカー発表のスペックを見る限り、前のモデル「WX05」とあまり変わらないってのもあるんでしょう。
ただ実際に速度計測計測してみないことには良し悪しなんてわかりませんからね。
というわけで、WX06開封の様子を紹介しつつ、実測値などをレビューしていきます!
5G回線が使える新機種が登場!
早速レビューしました
⇒Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは買い?旧料金プランとも比較!
Speed Wi-Fi NEXT WX06をレビュー!
WX06を開封していきます
UQコミュニケーションズから到着!
機種変更での購入だったので定価の15000円でした。
利用期間が長くなるほど安くなる仕組みになっています。
今回はWX06(グリーン)、専用クレードル、MicroB-TypeC変換アダプタUを購入。
変換アダプタは別に買わなくてもいいものです。
(なぜ買ったのは自分でも覚えていない汗)
Type-C端子のUSBケーブルが1つ付属してるので、充電やクレードルでの接続は問題なくできます。
蓋を開けると最初にWX06本体がお目見え。
緑色がめっちゃ鮮やかですねー。
いい色です。
箱の中身は
- WX06本体
- 裏側カバー
- バッテリー
- USBケーブル
- つなぎかたガイド
- ご利用にあたっての注意事項&保証書
が入ってます。
今回は機種変更なのでSIMカードはなし。
普通に新規契約した人や乗り換えなどでSIMカードが入っていた人は、カードをセットして登録または切替処理を済ませましょう。
やり方は一緒に入っているマニュアルをご覧ください。
ではいよいよ稼働するための前準備をしていきます。
SIMカードをセット
今回は機種変更のため、以前から使っているSIMカードをセットしていきます。
WX06はバッテリーのさらに中にSIMスロットがあります。
nanoSIMを上の画像のようにセットして手前に倒し、さらに手前に引くと固定されます。
間違えないとは思いますが、SIMの金属面と端末の金具が当たることがポイントですね。
つづいてバッテリー↓をセット。
バッテリーはUQ公式通販サイト「UQアクセサリーショップ」で売ってます。
アマゾンなどでも売ってるはず。
毎日ガンガン使う人はバッテリーの劣化スピードも早いので、交換できるWX06はおすすめです。
私のようにクレードルを常時コンセントにつなぎっぱなしでバッテリー劣化が激しい使い方をする人には最適なモデルと言えます。
バッテリーをセットしたら最後に背面カバーをはめ込みます。
これで準備完了!
WX06はSIMカード交換するとき、いちいち背面カバーとバッテリーを外さないとできないのがちょっと面倒ですね。
まぁほとんどの人は一度WiMAXを契約したらSIMカードを入れ替えることなんてないと思うのでデメリットとは言えないと思いますが・・・。
つづいて本体上部にあるボタンで電源ONにして初期設定していきます↓
WX06の電源をオン
まず設定ウィザードが始まります。
「はい」を押すと設定スタートですが、私は「いいえ」を押してしまったので内容がわかりません(汗)
まぁ通信モードを選んだりWi-Fi設定などをするんだと思います。
で、とりあえず「ご利用の当たっての注意事項」は表示されました↓
これ、下までスクロールさせないと「はい」が押せないので右側の↓マークを押しましょう。
ただスマホのように指でスス~っとスワイプできないのが非常にやりづらい!
せっかくのタッチパネルなのに(汗)
といっても、注意事項をしっかり読んでもらうためにあえてそうしてるのかもしれません。
その辺も含めて、WX06の操作性をレビューしていきます↓
WX06の操作性をレビュー!
電源ボタンが小さい!
あいかわらず電源ボタンがちっちゃくて押しづらい(汗)
指がゴツイ人だとけっこうストレスに感じると思います。
とはいってもNECのWXシリーズはどれもこんなもんなんですけどね。
次の「WX07」ではサイズを大きくしてくれるといいんですが期待薄かも。
わざわざボタンのデザイン変えると余計なコストかかるでしょうし。
タッチパネルの操作性
タッチパネルは旧モデルWX05より小さくなりました。
まぁそれはいいんですが、トップページから設定画面に入るとスマホみたいにスワイプできなくなります(汗)
上画像の赤枠内にある「<」「>」ボタンをタッチしないと画面が切り替えられません。
トップページはタッチしてスス~ッと左右に動かせば画面が切り替わるのに・・・。
「スワイプするとき間違って押しちゃうからなんとかして!」
ってクレームでもあったんですかね?
でもスマホでスワイプ操作に慣れてる人の方が多いと思いますし、逆にやりづらく感じました。
これは改悪かな。
まぁでも設定画面なんてそうそう触りませんし、私自身は速度さえ速くなればどっちでもいいかなって感じです。
ってことで肝心の速度がどんなものなのか?を調査してみました↓
WX06の速度をレビュー!(WX05と比較)
毎回ニューモデルをゲットしたとき、一番楽しみなのが速度調査。
さっそく計測していく前に、測定条件だけ確認しておきます。
同じ条件の人は一人としていないはずですが、参考までに。
【計測条件】
- 計測地は地方都市
- 1km圏内に1つWiMAX基地局あり
- iPhone SEと接続して計測
- スマホアプリ「RBB SPEED」を使用
- 計測時間は夕方17:00頃
- 3回連続で計測し平均を算出
- Wi-Fiは2.4GHz帯を使用
- WiMAX2+回線のみのハイスピードモードで計測
- バッテリーモードはハイパフォーマンスモード(最速設定だけど消耗激しい)
- 平均値は四捨五入
さあ結果はいかに?!
※以下に出てくる「ping」は応答速度のことです
本体のみの速度
WX06の計測結果
- ダウンロード・・・平均41.85Mbps(41.85/39.22/44.49)
- アップロード・・・平均12.26Mbps(12.42/11.65/12.71)
- ping・・・平均86.67(45/53/162)
WX05の計測結果
- ダウンロード・・・平均39.88Mbps(45.31/49.47/24.58)
- アップロード・・・平均17.41Mbps(16.78/18.25/17.21)
- ping・・・平均51.67(54/51/50)
本体のみの速度比較結果
ダウンロード速度は若干WX06のほうが速かったんですが、誤差の範囲ですね。
あまり性能差は感じられません。
ただアップロード側はWX05が上でした。
ping値はWX06で1回だけ異常値になっているので判定不能ですが、似たようなものです。
1年後に発売された割にWX06とのスペック差がなさ過ぎて残念ではあります。
クレードルセット時の速度
WX06+クレードルの計測結果
- ダウンロード・・・平均44.12Mbps(43.68/43.58/45.11)
- アップロード・・・平均13.81Mbps(15.14/12.83/13.47)
- ping・・・平均32.67(40/53/54)
WX05+クレードルの計測結果
- ダウンロード・・・平均44.93Mbps(47.78/43.49/43.51)
- アップロード・・・平均10.68Mbps(12.27/7.78/11.99)
- ping・・・平均60.67(80/54/48)
クレードルセット時の速度計測結果
アップロードは若干WX06が上でしたが、ダウンロードは誤差の範囲。
ping値はかなりの差をつけてWX06が上でした。
本体のみに比べると1割ほどダウンロード速度がアップしています。
WX06のクレードルはアンテナ本数が一本増えパワーアップしてるんですが、速度はほぼ一緒ですね。
WX06スゴイ!とはなりませんでしたが、安定して使える端末だと思います。
【おまけ】 WX06+クレードルセット時の速度を5GHzで計測
自宅で使うならこの環境がベスト!と言えるハイスピードモード+クレードル+5GHz帯Wi-Fiの3点セットで計測してみた結果です。
- ダウンロード・・・平均57.81Mbps(62.88/60.35/50.20)
- アップロード・・・平均13.45Mbps(13.79/14.63/11.92)
- ping・・・平均46.67(47/46/47)
さすがに5GHz帯のWi-Fi電波は速い!
アップロードやping値は大差ありませんが、ダウンロード速度はしっかり速くなってます。
クレードル利用時のダウンロード平均速度が44.12Mbpsだったのに対し、30%以上向上しました。
室内しか使えないこと、国が使ってるレーダーを感知すると停止することはデメリットですが、まずそんなシチュエーションに会うことはないはず。
端末側でササっと切り替えるだけで2~4割ほど速度アップするなら使わない理由はありません。
そもそもクレードルセット時なんて室内しか使わないと思いますし、WX06が届いたら設定画面で5GHz帯を使うようセットしておきましょう!
ただし接続する端末(スマホなど)も5GHz帯のWi-Fiに対応している必要はありますよ。
まとめ
WX06の見た目や操作性・速度についてレビューしました。
デザインは個人的にWX05のほうがお気に入りだったりしますが、性能には関係ないのでスルーしておきます。
ただ速度面もほぼ同じだったので、WX05とWX06の両方を扱っているWiMAXプロバイダがあるなら見た目で選んでOKです。
とはいえWX05はほぼほぼ販売終了しているので、普通にWX06を選ぶことになるでしょう。
なおWiMAXプロバイダページに行くと、たいていこのWX06の隣に他社メーカーの「W06」が並んでいるはず。
どっちか悩みそうな人はこちらで比較しているので参考にしてください。