アレクサ(Alexa)をWiMAXで快適に使うには?通信量や維持費などを解説

WiMAXでアレクサを使う トップ画像WiMAX基礎知識

 

最近アレクサに関する話題をよく見かけます。

ネット上はもちろん、テレビCMなどでも目にするので知ってる人も多いのでは?

アレクサはホームアシスタントとして、ニュースや天気・ショッピングなどこちらの問いかけに対して応えてくれる非常に便利なツールです。

コロナ禍の影響で手で触れなくていいツールとしてもいい感じ。

そしてアレクサはインターネット環境があるなら簡単に利用できます。

すでに使い始めている人も多いと思いますが、家に光回線が引いてあるならいいとして、ない人はどうすればいいのか?

そこでワイヤレス接続タイプのインターネット回線サービスで一番人気の「WiMAX」でアレクサ運用はできるのか?またアレクサとの接続方法などについて調べてみました。

WiMAXでアレクサを使おう!

WiMAXとは?

WiMAXは一般の固定回線を利用するインターネットに比べて、維持費が安く済ませられること、データ使い放題プランがあることで人気のあるサービスです。

選んだ端末によって違うものの最高速度も通常の光回線(1Gbps)に比べて高速なので、ヘビーユーザーにとっても便利なものと言えるでしょう。

ですが、最大速度対応エリアは提供地域が限られていること、場所によっては快適な通信環境を得ることができないといった弱点もあります。

ですので常に快適な通信環境での利用が必要なアレクサには不向きと考えられる面もあるんです。

 

アレクサを快適に使うには?

アレクサの快適性

一般的にアレクサを快適に使用するためには、常に安定した接続速度を維持できるのか?がポイントとなります。

アレクサから答えが返ってくるまでの流れは、音声を認識した後、その情報をインターネット回線でセンターの認識サーバーに送信、その結果を受けてなんらかのレスポンスを返す流れになります。

そのため音声認識の速度にインターネットの回線速度が大きく影響してくるわけですね。

もし通信回線の速度が遅かったり不安定になってしまう場合は、正常に認識できず誤動作してしまうこともあるので注意しなければいけません。

アレクサを使うときの回線として一番適しているのは、安定した通信速度を提供できる光ファイバーを使った回線(光回線)です。

光回線であれば、おおむね現在では100Mbps以上の速度を安定的に提供できるものが多く、ストレスフリーな使い方ができるでしょう。
(もちろん利用環境によりますが)

ただ光回線は、ネット回線サービスとしては高額な維持費になるので、ファミリーならまだしも一人暮らししてる世帯だと負担が大きくなる可能性があります。

そこで候補に上がるのがワイヤレス回線サービスのWiMAXです。

 

WiMAXの速度は?

WiMAXの速度

WiMAXは最高速度こそが光回線(1Gbps)を超えていますが、全国各地で対応している速度域としては最大440Mbpsになります。

だた、光回線より料金が割安なのは大きな強みです。

とはいえ、一番大事なのは実測データによる速度でしょう。

これが遅ければ契約する意味がありません。

ザッとWiMAXユーザーがネットで公開している実測値データをチェックしてみると、おおむね数十Mbpsが多い印象です。

また我が家で計測した結果、だいたい40Mbpsでていました。

これは通信容量がかさむ動画データも快適にみられる速度です。

となると動画データより容量が少ない音声データなら問題なくやりとりできるでしょう。

アレクサが使用する通信量は実際には非常に少なく、現在ではかなり珍しくなったADSL回線でも条件によっては充分快適に使えるほどのデータ量です。

よってWiMAXでも問題なくアレクサを使えるでしょう。

そしてもう1つ大事なのが安定性について。

 

WiMAXの安定性は?

WiMAX通信環境の安定性

WiMAXはワイヤレス方式のため、電波を中継する基地局との間に背の高い建物など周囲に邪魔なものがあると安定性が悪くなります。

また台風など天候の影響も受けます。
(こればかりはどうにもなりませんが)

WiMAX公式サイトで対応エリアが調べられるので、契約前にかならず確認しましょう。

また、安定性や速度はできるだけ本契約する前に無料のお試しサービス「トライワイマックス」にて確認しておきたいですね。

在庫の都合上、好きな機種が借りられるとは限りませんが、送料などなく完全無料です。

安心して契約するためにも急ぎでないなら事前チェックに利用しましょう。

 

おすすめWiMAXルーター

WiMAX機種には、携帯できるモバイルルータータイプと設置して使うホームルータータイプがあります。

アレクサ用にWiMAXを契約するならホームルータータイプにしましょう。

おすすめのWiMAXホームルーター2機種↓

L02とHOME02

アレクサもこれと同じような円柱状デザインなので兄弟みたいなものですね。

違和感なくインテリアに溶け込んでくれるでしょう。

ちなみにモバイルルータータイプはバッテリー駆動のため、24時間つけっぱなしにしておくのは難しいです。

ずっと充電しっぱなしで使えばいいんですが、それではバッテリー劣化が早く1年ほどで膨張し始める可能性が高いでしょう。

対してホームルータータイプはコンセントに直でつないで電源確保するため、24時間ネット環境をキープでき、いつでもアレクサを快適に使えます。

よってアレクサで使うWiMAX端末はホームルータータイプがベストです。

 

WiMAXホームルーター契約に最適な端末と業者

WiMAXでは最新機種が一番おすすめ。

現在WiMAXのホームルーターは2つのシリーズがライバル関係にあります。

    • WiMAX HOME xx シリーズ
    • Speed Wi-Fi NEXT Lxx シリーズ
      xxには数字が入ります

今出ている最新モデル2つを以下の記事で比較しているので、自分と相性の良い方を選ぶ参考にしてもらえれば。

参考記事
HOME02とL02を徹底比較!どっちがいい?

最新のホームルータータイプを契約するのに最適な業者はこちらで比較しているので参考にして下さい。

参考記事
WiMAXキャンペーン特典比較 最安業者がわかります

 

アレクサの維持費は?

アレクサそのものを使うだけならこれといった料金は発生しません。

電気代くらいですね。

ただ音楽を流すときにあると便利なAmazonプライムを使うならその料金は必要になります。
(月400円/年間契約なら3900円)

またインターネット通信料も必要です。

WiMAXなら安いところで契約すれば月間3500円程度。

税込みで毎月4000円くらいのコストですね。

 

アレクサ利用時のポイント

アレクサを快適に使うには、通信がブツブツ途切れないだけの安定性が大事です。

音声入力があった場合、これをすぐセンターのサーバーに転送できないとその後の動作が停止してしまい、「反応していない?」なんて勘違いしてしまうことも。

となるともう一度話しかけることになり、音声が重なってますます認識することが難しい状況になってしまいます。

アレクサに限らず他人やペットに対しても同じで、人は問いかけてすぐ返事がないと、正しく認識させるためちょっと違う声の出し方をして何回も話しかけてしまう傾向がありますからね。

でもこれがNGなんです。

アレクサはあらかじめ学習したデータと異なる話し方のせいで、余計に認識できなくなってしまう可能性が高くなります。

そのため常に快適な接続環境がキープできるインターネット回線を利用すること、これがアレクサを快適に利用できる環境作りのポイントです。

 

アレクサ利用者の声

WiMAXでアレクサ利用者の口コミ評価

ここがいい!

  • WiMAXとアレクサ持って車でお出かけ。快適だ
  • L01との組み合わせはなかなかいい
  • 大枠では満足
  • wimaxでテザリングしてるので屋外で完全動作します

ここがいまいち・・・

  • WiMAXが低速なせいでAlexaがめちゃくちゃ無能
  • alexaで遊びたいけどそんなのやり始めたらwimaxの上限すぐ行きそう
  • 声が途切れて会話出来ない
  • 相性が最悪で、ブツブツ音楽切れる

サクッと探しただけでも、いくつかWiMAXとアレクサのセットで使っている人の声がヒットしました。

このペアで利用してる人けっこういるようですね。

快適に使えている人、いまいちな人は見た範囲内では半々という印象でした。

とはいえアレクサが快適に使えるかどうか?はWiMAXの電波状況しだい。

機種による違いは、我が家でチェックしたところ極端な速度差はありませんでした。

やはりWiMAX対応エリアチェックを必ずしておきたいところです。

一応契約してから「全然つながらない・・・」となっても、初期契約解除制度を使えば8日間は違約金なしで解約できます。

それも踏まえて申込みましょう。

 

まとめ

WiMAXの通信環境でアレクサを快適に使うためのポイントを紹介しました。

WiMAXが快適に使えるかどうか?は住んでいる場所しだいです、というありきたりな答えになってしまいますが、WiMAXでも十分安定した通信環境は手に入ります。

そのためにもホームルータータイプを選び、契約前の対応エリア確認はきちんとしましょう。

そうすればWiMAXでアレクサを快適につかえるはずです。