バナナWiFiって聞いたことはありますか?
比較的新しいサービスですし、WEB上でもそこまでよく見かけるサービスではないので「よく知らない」という方も非常に多いはず。
モバイルWi-Fiを提供しているサービスは沢山ありますが、やはりそれぞれの色・特徴があるものです。
もちろんこの「バナナWiFi」にも特徴はありますので、今回は基本的なサービス内容と共に、評判やメリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。
バナナWiFiについて、面白い名前だな、興味あるな、といった方は是非参考にしてくださいね。
※本記事に記載の金額は全て税込みです。
バナナWiFiの基本情報
まずはバナナWiFiの基本的な情報から見ていきましょう!
初期費用
事務手数料 |
---|
3,300円 |
契約にあたり、発生する初期費用は事務手数料のみです。
料金プラン
容量 | 20GB/月 | 100GB/月 | 300GB/月 |
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月額料金 | 2,750円 | 3,300円 | 4,400円 |
料金プランはこの3プランです。
注目すべきは月300GBの容量ですね。
現状、月間300GBもの容量プランはほとんど存在しません。
当然ながら、1ヵ月間でデータ使用量が契約したプランの容量を超過すると最大128Kbpsまで速度制限がかかりますので、注意しましょう。
レンタル端末・スペック
機種名 | FS030W | 304ZT |
速度 | 上り最大:50Mbps 下り最大:150Mbps | 上り最大:37.5Mbps 下り最大:187.5Mbps |
同時接続台数 | 15台 | 14台 |
最大使用可能時間 | 20時間 | 9時間 |
サイズ | 74mm × 74mm × 17.3mm | 117mm×62mm×13.9mm |
重量 | 128g | 150g |
バナナWiFiで貸し出ししている端末は、FS030Wと304ZTです。
両方とも物理SIMを差して使うタイプのモバイルルーターですね。最近流行りのクラウドSIMを使ったモバイルルーターではありません。
また、バナナWiFiは契約時に機器を選ぶことができませんので、注意が必要です。
発売時期は、FS030Wが2016年で304ZTは2014年です。
両方とも古い機種ではありますが、それでも他のサービスでもよく見かける機種ですし、スペック的にも現在発売しているクラウドSIMのモバイルルーターとほぼ同程度です。
契約期間・解約金
バナナWiFiの契約期間は1年です。1年以内の解約の場合には解約金が発生しますので注意しましょう。
尚、自動更新ではないので、1年以上使えばいつ解約しても解約金は掛かりません。
契約期間 | 解約事務手数料 |
---|---|
1年間 | 13,200円 |
短期間のみのレンタルを希望する場合、1年縛りだと解約金がかかってしまいます。
しかしバナナWiFiでは、オプション加入で契約期間の縛りをなしにすることが可能です。
オプションの詳細については、以下で詳しく説明しますので、短期間の利用を考えている方は要チェック!
バナナWiFiのオプション
ここからはバナナWiFiのオプションについて解説していきます。
①保証オプション
バナナWiFiの保証系オプションは2つあります。
・バナナガード+…月額990円
バナナガードの概要
下記メニュー内の「20GBおかわり」と「100GBおかわり」を1年に合計で最大3回+それ以外の内容を1年に1回、全部合わせて年3回、無料で対応してもらえるオプション。ただし、紛失・盗難は対象外。
バナナガード+の概要
下記メニュー内の「20GBおかわり」と「100GBおかわり」を1年に合計で最大5回+それ以外の内容を1年に1回、全部合わせて年5回、無料で対応してもらえるオプション。紛失・盗難は対象。
というオプションです。
分かりにくいですが、例えばバナナガードは、〇〇おかわり以外は年1回しか使えない+すべての対応を年間3回以内に抑える必要がある、というオプションです。
具体的には、
〇〇おかわり以外を利用した場合、〇〇おかわりは年2回使える
〇〇おかわり以外の利用をしなかった場合には、〇〇おかわりを年3回使える
ということですね。
バナナガード+は〇〇おかわりの利用可能回数が増えて、紛失・盗難も対象になる、という感じです。
肝心のメニューは以下になります。
100GBおかわり…4,400円
プラン変更…2,200円
本体交換…22,000円
電池パック交換…6,600円
SIMカード交換…5,500円
再配送料…550円
おかわり、というのはそれぞれの容量に対応した機器を送ってくれるというオプションなので、翌月3日までに返却が必要です。交換ではありません。
プラン変更というは、変更したいプランに対応した機器と交換する、というオプションです。だとすると、プラン変更をしたら本体交換の22,000円も掛かるのか?と質問したところ、傷や破損がなければ掛からない、とのことでした。
②バナナアンロック
1年契約を縛りなしにするオプションです。
月額が440円上乗せされるため、短期解約をする可能性がある場合に利用しましょう。
尚、初月は無料となっています。
③バナナセキュリティ
マルウェアやフィッシングなどの対策にすぐれたセキュリティです。パソコンだけでなく、スマートフォンでも利用ができます。
ただし、セキュリティソフトを複数利用する必要はありませんし、簡易的なものであれば無料でアバストやWindows Defenderといったものもあります。
元々iosやAndroidはセキュリティ面である程度の対策は取られています。
余程のことが無い限りあえて契約する必要はないと言えますが、100%大丈夫ということでもないため、少しでも安心したい方は検討してみてもいいかもしれませんね。
料金は月550円で、初月は無料です。
バナナクラウドモンスター
写真や動画、アプリや電話帳などをクラウド上に自動保存することで、バックアップをとっておけるオプションですね。
icloudを利用している方には分かりやすいサービスです。
スマホの容量がいっぱいになってきたり、機器が故障したり、といった場合に便利なサービスです。
容量が無制限というのはすごいですね。
ご利用しているデバイスの容量やicloudでは足りない、という場合に検討する価値があるオプションです。
月額は550円で初月は無料となっています。
バナナWiFiの評判、口コミ
バナナWiFiは2021年10月にサービス提供を開始したばかりの新しいサービスのため、まだ口コミ等は確認できませんでした。
実際のところ、広告のような口コミはそれなりにありましたが、実際の利用者の声と呼べる口コミは見当たらなかった感じです。
期間を空ければ口コミも増えてくると思うので、随時更新していきますね。
バナナWiFiの注意点
支払いはクレジットカードのみ
バナナWiFiの支払い方法はクレジットカードのみです。口座振替やコンビニ払いには対応していません。
クレジットカードを持っていないと契約できませんので、予め注意しましょう。
月額料金は日割り計算されない
月の途中から契約をした場合でも、月額料金は日割りになりません。
契約開始した月から満額発生するので、月初めから契約するのがおススメです。
契約時には保証オプションが加入必須
バナナwifiはバナナガードもしくはバナナガード+の加入が必須です。
お申し込みフォームでも必須になっていて外せません…
これらのオプションは初月無料ではない上、解約し忘れると請求されつづけます。
必要のない方は、契約後すぐに解約しましょう。
申し込みたいプランが在庫切れになっている事がある
これはどのポケットWiFiにも同じことが言えます。
ただバナナWiFiはその頻度が結構あるため、在庫切れのタイミングにぶつかる確率が高めです。
申し込みたいプランの在庫がある時はなるべく早く契約するようにしましょう。
メリット・デメリット
ここまでバナナWiFiのサービス内容について紹介してきましたが、改めてメリット・デメリットをまとめてみましょう。
・月間300GBの超大容量が利用可能
・最短即日発送ですぐに利用可能
・オプション利用で縛りなしにできる
・20GB、100GBは他のサービスの方が安い
・支払いがクレジットカードのみ
・保証オプションの加入が必須
・申し込みたいプランが在庫切れの時がある
モンスターモバイルについてはこちらAiR-WiFiについてはこちら
前述の注意にも記載しましたが、保証オプションの加入が必須な時点で初月の料金が高くなります。
また、通信業界全般的にオプションの外し忘れというのは、結構多いのです。
外し忘れると無駄に660円(バナナガードの場合)も払い続けないとならない事になります。
くれぐれも注意してくださいね。
まとめ
モバイルWi-Fiサービス「バナナWiFi」について解説しました。
月300GBのプランがあるというのはモバイルWi-Fiにおいて非常に珍しいサービスだと思います。
とはいえ、低容量であればより安いサービスも存在しますので、300GBも必要としない方は是非、以下の記事を参考に探してみてくださいね。