数あるWiMAXサービス提供会社(以下プロバイダ)の中で人気上位の2社「BroadWiMAX(ブロードワイマックス)」と「UQWiMAX(ユーキューワイマックス)」。
(以下BroadとUQで)
Broad は月額料金の安さ、UQ はWiMAXサービス本家のUQコミュニケーションズが運営する信頼性の高さが特徴と言えます。
ほか、UQはテレビCMを流したりUQスポットという店舗をどんどん増やしているプロバイダさんです。
Broadも受取だけですが実店舗を都内中心に増やし、渋谷・秋葉原・埼玉大宮、大阪梅田の4店舗まで増えています。
そこで、UQWiMAXとBroadWiMAXの2社ならどっちがいいのか?それぞれのキャンペーンや料金を比較してみました。
BroadWiMAX と UQWiMAX を徹底比較!
使い放題プラン「ギガ放題」で比較しています。
BroadWiMAX | UQWiMAX | |
---|---|---|
キャッシュバック | なし | 3000円 |
キャンペーン | ・WEB割キャンペーン (初期費用18857円割引) ・全端末0円キャンペーン | 現金キャッシュバック 3000円 |
初期事務手数料 | 3000円 | 3000円 |
月額料金 | 3411円 初月~2ヶ月目2726円 | 3880円 |
3年目~の月額料金 | 4011円 | 3880円 |
初月~更新月まで 3年間 月額料金合計 | 128626+ 初月日割り分 | 139680+ 初月日割り分+ |
端末代 | すべて0円 | 15000円 |
解約違約金 | 1年以下 19000 1~2年以下 14000 3年目~ 9500 ※月額最安コースは +9500円別途必要 | 1年以下 19000 1~2年以下 14000 3年目~ 9500 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 | クレジットカード 口座振替 |
比較表を見ると、Broadのほうがかなりお得感あります。
2019年10月からUQは大きなプラン改定があり、月額はずっと3880円で安くなりましたが、端末代が高くなったことでお得感は相殺されています。
次からもう少し詳しく2社のいいところ・残念なところを解説していきます。
UQWiMAXの特徴・キャンペーン
UQの優れているポイント
- キャッシュバックあり
- 取り扱い端末は多め
- 本家運営プロバイダとしての信頼性の高さ
- サポートレベルが高い
- WEBと店舗の両方で契約できる
キャッシュバックがもらえます。
金額は契約する月によってまちまちで、契約者が増え動きが激しくなる3月前後に15000円までアップしていたのを確認しています。
それ以外は3000円が主流ですね。
取り扱う機種の多さはさすが本家と言ったところ。
最新モデルは必ず全てラインナップされています。
以前までは少し古いモデルも選べたんですが、それはなくなりました。
UQコミュニケーションズ本家運営による信頼感も魅力的なポイント。
サポートもしっかりしていますし、トラブルが起こったら自己解決する自信がない人にとってUQは最適なプロバイダと言えます。
WEBとUQスポット店舗の両方で契約できるのもメリット。
対面で店員と話し合いながら契約したい人もいると思いますし、イオン系を中心に店舗を出店し続けているので近所にある人は安心です。
UQの残念なポイント
- 種代がかかる
- キャンペーン特典が弱い
機種本体代が必要で一律15000円となっています。
他のプロバイダで安いところはすべて端末0円キャンペーンをやっているので割高に感じてしまいます。
なおUQではSIMカードだけの契約もできるため、古いものなどWiMAX2+端末を持っているなら端末代もなくせます。
またキャンペーン特典があるものの金額が低いのが残念。
2019年10月から基本料金は安くなりましたが、機種代も必要、特典も弱い、とお金の面でいいところなしと言えます。
BroadWiMAXの特徴・キャンペーン
優れているポイント
- 月額基本料金が安い
- 機種代がタダ
- サポートレベルも十分
何よりも月額料金の安さです。
UQと比較しても1万円以上の開きがあります。
これだけでもこちらを選ぶべきと言えます。
また、UQは最新機種を選ぶと一律15000円余分にかかりますが、BroadWiMAXはすべて端末0円。
この分を含めると2万円以上の差がうまれ、さらに安く契約できます。
サポートレベルはUQがトップクラスですが、BroadWiMAXも電話をかけてみた結果すぐ繋がりますし、たらい回しにされるようなこともありませんでした。
安さとサポートの質が両立しているプロバイダではじめて契約する人でも安心です。
残念なポイント
- 月額最安コース解約時の余分な違約金
- WEB限定で店舗契約不可
何かの事情で縛り期間以外に解約しなければいけなくなることがあるかもしれません。
そしてBroadWiMAXで契約する人はほとんどが月額最安コースを選ぶはずです。
一番安く、それ以外のプランはUQと同じ料金でお得感はまったくありませんからね。
ただこの月額最安コースを解約するとき、別途9500円の違約金がとられてしまいます。
ある程度の期間使っていればその費用をカバーできるだけの安さを享受できますが、1年くらいで解約すると損します。
またBroadWiMAXは直営店舗もありますが機種を渡す専門の店舗となっていて契約はできません。
対面契約したい人はUQを選ぶことになります。
UQ vs BroadWiMAX 比較結果
UQはほかのプロバイダにWiMAX回線をレンタルしてるので、そこからの儲けもあります。
そのため全体的に料金高くても利益確保できるんでしょうね。
料金面で業界の基準となる立場なので、おおっぴらに安くしたら他社も追随しなければいけなくなりますし。
項目別の比較結果では、UQはキャッシュバック以外全敗。
仮に商品券キャッシュバックが15000円だったとしても、最新機種の端末代は約3000円かかることもあり料金差が1万円以上になります。
安さ重視なら断然「BroadWiMAX」
です。
取り扱い機種比較
端末はUQ・Broadともに最新モデルをすべて取り揃えているので差はなし。
以前までUQは旧モデルをまだ扱っていましたが、いまはなくなりました。
というわけで、引き分けですね。
キャンペーン比較
キャンペーンは「BroadWiMAX」の初期費用18857円割引がすごいお得感あります。
でもこれ、他のプロバイダはもともと設定してない謎費用だったりします。
初期事務手数料は他社と同じく3000円かかるんですよね。
これはちょっと誤解を招きそうな費用。
一応フォローすると、月額が安くなる専用プランでの契約になるので普通の契約より手間がかかるってことで形式上請求している費用ってことなんでしょう。
ほかBroadの端末0円・月額割引によって2年総額約8万に対し、UQのキャッシュバックではたとえ最高額15000円でも2年総額14万くらいで太刀打ちできません。
よってキャンペーン比較はBroadWiMAXの勝利。
その他比較
解約違約金はどちらも一緒。
1年未満解約で19000円、2年未満なら14000円、解約月を除く3年目以降はずっと9500円かかります。
支払い方法も両社一緒。
事情によりクレジットカードを持ってない人でも口座振替で契約可能です。
WiMAX業界では意外と口座振替が選べるところが少ないので、ここは両社の強みでもあります。
なお、2019年10月からのUQ新プランは縛り期間なしも選べます。
月額料金は高くなりますが違約金はないので短期間だけ使いたい方はUQがおすすめです。
結論 どっちがおすすめ?
変な初期費用が設定されているもののキャンペーンで0円なので、3年単位で契約するなら「BroadWiMAX」のほうが圧倒的におトクな契約内容になります。
契約期間3年プランの合計費用でUQとの差額は1万~2万円くらい開いています。
この2社で迷ってるなら「BroadWiMAX」一択です。
逆に短期契約なら「UQ WiMAX」がおすすめです。
私はBroadWiMAXで契約してるんですが、契約前にサポートセンターへ電話したら満足行く対応をしてもらえました。
ただ、一度UQ側に問い合わせたとき、UQユーザーじゃなくても対応してくれたので、繋がらなかったらUQにかけてもいいかもしれません。
もちろん料金支払いなど契約してるプロバイダ固有の要件じゃない場合ですよ?
最後に1つ。
BroadWiMAXのキャンペーン適用は「WEB申し込み限定&クレジットカード払いでの契約」なので気をつけましょう。
公式WEBサイトはこちら
⇒BroadWiMAX
まとめ
人気WiMAXプロバイダ2社「UQ WiMAX」と「BroadWiMAX」を比較しました。
契約期間によって有利不利が変わってきます。
3年単位ならBroadWiMAX、短期ならUQ WiMAXがおすすめです。
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