BroadWiMAXの8日以内なら違約金なしキャンセル制度について

WiMAX

いまBroadWiMAXで契約しているんですが、ひさしぶりに公式ページをみたらこんなバナーが↓

おお?

ライバル業者「GMOとくとくBB」が特定条件を満たしてる場合20日以内なら違約金なしでキャンセルできるサービスをやってますけど、BroadWiMAXも後追いした感じかな?

と思ったんですが、8日って期限的にただの初期契約解除制度ですね。

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とはいえ、もしかしたらBroadWiMAXオリジナル制度かもしれないので、一度きちんと調べてみました。

BroadWiMAX「キャンセル受付」サービスってどんなもの?

まずサービスの名称がありません(汗)

完全に通信契約におけるクーリングオフ制度ともいえる「初期契約解除制度」でした。

まぁ普通のこと、当たり前のことを「めっちゃええサービス提供してまっせ!」とアピールするのはよくあることです。

BroadWiMAXなりの特徴でもあるのかも?と思ったんですけどね、残念。

▼公式ページにあった記載内容

ハッキリと「初期契約解除制度」と書いてありますね。

WiMAXルーターが到着した日を1日目として、繋がらない・繋がりにくいことがわかったら到着日から8日以内に申請すれば無償解約できます。

ちなみにWiMAX契約は自分の意志で契約してるはずなのでクーリングオフは対象外。

申し込みボタンを押す前に必ず規約関係が記されたページへのリンクが張ってあり、チェックボックスにレ点を付けないと申し込めないようになっています。

ほとんどの人がチェックだけして読まないと思いますが、印をした以上読んだものと扱われるので気を付けてくださいね。

話を戻して、初期契約解除制度ならWiMAXでも早期解約可能なんですが、この制度ってクーリングオフほど知られてないでしょうし、こうやってわかりやすくアピールしてくれるのはいいことだと思います。

無料お試しサービス「TryWiMAX」があっても、未だに前調べなしに契約して「全然繋がらない!」って嘆いている人を見かけますからね。

BroadWiMAXさん始め、WiMAXプロバイダさん側からすれば手間が増えるだけなのでデメリットですが、そういった行動力あふれる方は知っておきたい制度です。

 

そこでBroadWiMAXで始まった(というかアピールし始めた)「8日以内のキャンセル受付サービス」について、申請の流れをついてまとめてみました。

BroadWiMAXでの初期契約解除制度の申請手順と注意点

1.WiMAX端末が到着してから8日以内に申請する

問い合わせ先はここ!とハッキリ書かれていませんでしたが、おそらく解約に関する問い合わせ先で問題ないでしょう。

解約用お問い合わせ先⇒0120-811-273
受付時間:11:00~18:00(日曜・年末年始休み)

8日を超えたらNG電話受付のみのようです。

メール問い合わせだと返信に1~3営業日かかるみたいなのでどのみち厳しいですね。

BroadWiMAXはたまにサポートへ電話してるんですが、繋がらなかったことはないので問題なく申請できるはず。

※店舗で受け取った人はどうなる?
BroadWiMAXはWEB申し込み→配達がメインですが、受け取り専用の店舗も持っている特殊なWiMAXプロバイダです。
もし店舗で端末を受け取った人はその時点から8日間ってことになります。

 

2.申請から7日以内に以下のものを返品する

付属品はすべて返品します。

だいたい次のようなセット内容になるはず。

  • WiMAX端末
  • SIMカード
  • 保証書
  • USBケーブル

1つでも欠けるとNGなので注意してください。

送料は依頼者持ち

完全に契約者都合で解約することになるので、返送時の送料はこっち持ちとなります。

ネットに繋がらない・速度が遅すぎるとしてもそれは通りません。

利用規約でチェックして申し込んでいるはずなので。

初期費用3000円は返ってこない

あくまでも違約金がかからないってだけなので初期費用3000円も戻ってきません

一度は契約した以上手続きはしてもらってるわけですし、それ分の事務手数料は仕方ないでしょう。

まぁでも送料1000円としても実質4000円で解約できるなら十分安いはず。

受信環境を確かめず契約してしまった人は、ちょっとした授業料みたいなものですね。

 

クーリングオフ制度と初期契約解除制度の違いは?

初期契約解除制度とクーリングオフの違い

クーリングオフ制度は一度結んだ契約をなかったコトに出来る制度です。

一定の条件はあるものの、それを満たすことが出来れば契約をしなかったことに出来ます。

クーリングオフ制度を利用し、契約をなかったコトにするための条件は、訪問販売や電話勧誘販売などで品物やサービスを契約していること、法律で決められている書類を受け取った日から8日以内の手続きであることで、訪問販売を除いて購入金額が3000円以上であるということです。

一方の比較的新しい制度である初期契約解除制度は、契約をなかったことにするための理由が必要となるという違いがあります。

手続きを行う必要がある期間については、クーリングオフ制度と同様の8日間です。

その他の違いとしては、契約時に費用を支払った場合の返還についてもあります。

クーリングオフ制度を利用した場合には、支払った金額全てが返金されますが、初期契約解除制度の場合は解約するまでの費用によって全てが返金されるとは限りません

なお、対象となる契約については、訪問販売や電話勧誘販売だけではなく店頭販売や通信販売を含めてどのような販売方法であっても制度が適用される契約を結んだ場合であれば対象となります。

契約解除については、はがきなどの書面を事業者に対して送付することで行うことが出来ます。

初期契約解除制度は複雑な面もありますので、契約をする時には十分に検討を重ねてから行うようにしましょう。

 

ここまで8日以内なら契約解除できる制度について取り上げてきましたが、BroadWiMAXにはご満足保証というほかのサービスへの乗り換え可能な制度も用意されています。

もし初期段階で不満があるならこれを利用するのもありでしょう。

BroadWiMAXご満足保証制度の内容とメリット・デメリット

ご満足保証とは、BroadWiMAXの契約後に満足できない場合に無料で別のサービスに乗り換えられる制度です。

基本的にBroadWiMAXを中途解約すると、最高で19000円の手数料を支払わなければいけません。

こうした解約手数料を支払うのがもったいなくて、不満を我慢したままサービスを使い続ける人もいるほどです。

また中途解約で高額な手数料を請求されるなら、乗り換えたくても不安で決断できません。

しかしご満足保証制度があるBroadWiMAXなら、手数料が免除されるので気軽に試してみることが可能です。

現在他社のサービスを使っている人も、解約手数料が無料になるなら申し込みたい人もいるでしょう。

解約手数料なしで他社のサービスに乗り換えられるだけでなく、気軽に試せるのもご満足保証制度のメリットです。

デメリットもあり

しかしメリットしかないと思いがちなご満足保証制度にも、デメリットとなる部分は存在しています。

ご満足保証制度のデメリットとは、免除されるのは解約手数料だけであることです。

申込時に支払った事務手数料や初期費用は、返金の対象ではありません

これらの料金は取り戻せないので、全く負担がないわけではありません。

またご満足保証制度で乗り換えられるサービス先は、あらかじめ決められています

決められている乗り換え先はどれも大手ばかりなので、デメリットに感じない人もいるでしょう。

しかし自分で乗り換え先を決めたい人にとっては、デメリットとなる部分です。

デメリットもあるBroadWiMAXのご満足保証制度ですが、用意されていることで安心感は段違いです。

BroadWiMAXは対応エリア内でも、立地条件や建物内の状況によって安定性は変わります。

これらは実際にBroadWiMAXを使ってみないと判断できない部分なので、解約手数料だけでも無料になる保証があれば、安心して申し込めるでしょう。

 

まとめ

BroadWiMAXで用意されている8日以内ならキャンセルできる制度を調べてみました。

BroadWiMAXで、っていうか回線契約なら全部に適用される「初期契約解除制度」のことでしたが、あるに越したことはないですね。

もし、いざ端末を使ってみたら全然快適じゃなかった、なんてトラブルにあったときこの制度を覚えておくと助かるはず。

WiMAXを契約するならWiMAX2+回線が快適に使えること、これが大事です。

ダメだったなら初期契約解除制度が使える期限内にキャンセルしましょう。

ほかにもそんなシチュエーションのときに役立つ制度も紹介しているので役立ててもらえればと思います。

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