田舎で使えるモバイルルーターといっても田舎レベルによって全然違ってきます。
人の認識、価値観はいろいろですからね。
東京都と言ったら高層ビルだらけで大都会なイメージありますけど、西側エリアには山ばっかの田舎エリアも含まれてますし。
そこで、田舎でモバイルルーターを使うときのおすすめの通信業者を調べてみました。
田舎での利用におすすめなモバイルルーター(通信業者)
モバイルルーターはドコモ、au(UQWiMAX)、ソフトバンク(ワイモバイル)の3社がメイン。
細かく言うとUQWiMAX回線とau回線は違うなどありますがそれは後ほど。
また、場所によりますけど、それぞれが提供している回線の中では業界最大手ドコモが一番繋がりやすいってのは間違いないでしょう。
業界シェアでも基地局数でもトップですからね。
それならドコモのモバイルルーターで決まりか?っていうとそうでもなく、電気通ってないような田舎レベル99くらいになるとどこだって使えません。
それこそ衛星回線を利用したモバイルルーターならどんな田舎でもいけるんでしょうけど、そういったサービスは携帯電話しかみかけません。
そこで今回は田舎代表として日本人なら誰もが知ってる「青木ヶ原樹海」エリアをピックアップ。
ここの電波対応状況を公式サイトの対応エリアマップを元に比較してみました。
ここだと仮に対応しててもいろんな力が働いて結局つながらないんじゃ?とも考えられますが、細かいことはスルーして下さい。
霊的なお話はご法度で。
また、「繋がるかな~?」なんて軽い気持ちで調べに行かないように!
田舎(青木ヶ原樹海)の電波対応状況ってどうなの?
マップ内の青木ヶ原樹海エリアは白いニコニコマークあたりだと思って下さい。
ちなみに2016年12月時点のデータです。
ドコモの対応エリア
- 赤・・・LTEエリア(PREMIUM 4G)
- オレンジ・・・LTEエリア
- 薄紫・・・LTEエリア(800MHz)
- ピンク・・・FOMAエリア
樹海に迷い込んだら最後、docomoのモバイルルーターでは連絡が取れそうもありません。
au(とWiMAX)の対応エリア
au回線が使えるモバイルルーターはあくまでWiMAXルーターのオマケみたいなもの。
なので、対応している端末もファーウェイ社製のWシリーズやそれ以前のモデルだけとなっています。
※NECプラットフォームズ製品もWX04から対応しました
au 4G LTE回線
赤色部分・・・au 4G LTE対応エリア
ドコモ同様、au 4G LTE回線が使えるモバイルルーターも役に立ちません。
WiMAX2+回線
オレンジ色部分・・・WiMAX2+対応エリア 赤色部分・・・最大110Mbps対応エリア
青木ヶ原樹海南西部分なら少しだけ電波繋がりそうですね。
でも中心部に入り込んだらあちらの世界に繋がってしまうでしょう。
ソフトバンク(ワイモバイル)の対応エリア
4G LTE回線対応エリア
濃い赤・・・SoftBank 4G LTE対応エリア 赤・・・SoftBank 4G LTE(プラチナバンドLTE含む)対応エリア オレンジ・・・SoftBank 4G LTE(プラチナバンドLTE含む)対応予定エリア
公式サイトの対応エリアマップによると、青木ヶ原樹海全エリアに電波届いてるらしい。
ホンマかいな?スゴイけども。
どうやってるんでしょうね。基地局を樹海内に設置でもしたんでしょうか。
ソフトバンクって衛星回線使える携帯電話サービスもやってる(これから?)けど、それ使ってるとかじゃないはず。
マップ通りならソフトバンク(ワイモバイル)スゴイですね。
というわけで、田舎代表として登場してもらった青木ヶ原樹海の場合はソフトバンク(ワイモバイル)のモバイルルーターがベストという結果になりました。
モバイルルーター業界ではWiMAXとワイモバイルの2強なので、この場合はワイモバイルがベストでしょう。
WEB契約も可能です
⇒Y!mobile ポケットWi-Fi 公式
田舎向けワイモバイルのモバイルルーターは?
いまなら「801HW」で決まりです。
スペックもトップクラスで端末代も安いです。
ワイモバイルの特徴
ワイモバイルならサービス内容も充実していますし料金も比較的安いので安心して使えます。
さらに端末をあらゆるウイルスから守ってくれるウイルスソフトも充実していたりします。
またワイモバイルの対象エリアであるかどうかなネットですぐに確認できます。
モバイルルーターは今さまざまな場所で使えるツールですが、対象エリアも9割以上はしっかりと電波が入ると実証できています。
自分の住むエリアに電波が届くか確認しておけば安心でしょう。
更により快適にネットを使う為に月間通信容量に制限がつかないオプションプランをつける事も可能です。
更にワイモバイルはソフトバンク回線を使っている為、ソフトバンクのWifiスポットは無料でネットが使えるなど特典が多いです。
更に、最短であれば即日発送で即日到着する為、急いでいる場合も商品がすぐに届き安心です。
またワイモバイルが田舎などのエリアにも適している特徴として、4つの周波数帯を利用できるという特徴があります。
つまり、様々な状況や立地に応じて電波を提供できるというメリットがあります。
電波が安定する為、田舎などの山や海に囲まれたエリアでも安心してインターネットを使えます。
特徴をよく知って選ぶ事が端末選びでは大切です。
ただ田舎といっても地方都市レベルならどのサービスでも使えますし、山間部でも国道や県道周辺なら対応エリアに入っているでしょう。
電気通ってないようなドがつく田舎じゃなければ、「ギガ放題」っていう使い放題プランがあるWiMAXが使いやすいと思います。
端末は上で紹介したファーウェイ社製のを選んでおけば、au 4G LTE回線も使えるのでより安心です。
ってことでWiMAXのおすすめ機種や特徴についても紹介。
田舎向けWiMAXルーターの種類と特徴
WiMAXは通常WiMAX2+回線を使用して通信を行います。
さらにau LTE回線も使える機種もあり、対応機種はモバイルWi-Fiルーター型のW05、WX04、W04、ホームルーター型のL01s、L01などがあります。
au LTE回線に対応していると、一体どういったメリットがあるのか。
WiMAX2+回線は山間部や、地方の田舎の方は、電波の届かないエリア外の場所がまだ多くあります。
au LTE回線はエリアが広く、WiMAX2+回線のエリア外の部分まで広くカバーしています。
ですので両方の回線に対応しているタイプのルーターの方が断然おすすめです。
WiMAX2+回線を使ったモードをハイスピードモード、au LTE回線も使ったモードをハイスピードプラスモードと呼ぶのですが、だったらハイスピードプラスモードださえあれば十分じゃないか。と思うかもしれませんが、ハイスピードプラスモードにはいくつかの制限があります。
1つはデータ容量制限です。
ハイスピードプラスモードは月間7GBまでデータ容量制限があります。
7GBを超えた場合は翌月まで通信速度が128Kbpsに速度制限されます。
しかしハイスピードプラスモードで通信速度制限をされた場合、ハイスピードモードまで通信速度制限を受けます。
月間データ量無制限のギガ放題プランでも、ハイスピードプラスモードは月間7GBまでになっています。
もう一つは、LTEオプション料という追加料金がかかります。
LTEオプション料は月額1005円で、ハイスピードプラスモードを使った月に使用量に関わらず加算されます。
使わなかった月は0円ですが、少しでも使用したら1005円がかかります。
このLTEオプション少々高いですが、今なら3年プラン、4年プランに契約したら無料で利用できます。
ギガ放題プランでも、月間データ量7GBまでのデータ定額プランでも、どちらでもLTEオプション無料になります。
W05とW04の機種ではハイスピードプラスモードにはさらに機能があり、2つの回線を同時に使うことによりさらに高速の通信を可能にしました。
東京、名古屋、大阪の一部の地域に限られているのですが、下り最大708Mbpsの通信速度が可能になりす。
光回線に匹敵するほどの高速通信です。
田舎に強く都会にも強いという、なんとも特徴的な機能です。
特に最新機種のW05は高速通信が魅力的で、上りも最大75MbpsというモバイルWi-Fiルーターとしては圧倒的な性能を持っています。
まとめ
田舎で使えるかどうか?について各社モバイルルーターの対応エリアを調査してみました。
青木ヶ原樹海を例にした場合、ソフトバンク・ワイモバイルのモバイルルーターが有利でした。
ただその他田舎エリアではau回線を利用するWiMAXルーターも同じようなもの。
どちらを選んでも問題ないでしょう。
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