どんなときもWiFiが2019年に登場してから、似たようなWi-Fiサービスがたくさん登場してきました。
(どんなときもWiFiは現在苦境に立ってますが・・・)
同じWi-Fiルーターで料金もほぼ似通っているため差別化しづらい状況です。
それら同系統のサービスの1つに「NC Wi-Fi」があります。
そこでここでは「NC Wi-Fi」の特徴を紹介しつつ、同業他社よりここを選ぶメリットを解説していきます。
同業他社よりNC Wi-Fiは何がいい?
まずは「NC Wi-Fi」の特徴をサクッと解説!
- 月額料金が業界トップクラスに安い
- たっぷり使える月間100GBのデータ通信量
- クラウドWi-Fiで3キャリア回線に対応
- クラウドWi-Fiで国内外のネット環境を一台でカバー
1.月額料金が業界トップクラスに安い
月額料金は3250円(税別)です。
当サイトで紹介しているWiMAXの最安料金が3400円(税別)前後なのを考えると安いですね。
また似たようなサービスの同業他社も3480円・3280円のところがほとんど。
それらと比較してもわずかにですが安いのは間違いありません。
料金で選ぶ人は有力候補になるはずです。
あとは使えるデータ通信容量や扱っている端末、速度制限などの差がどれだけあるのか?しだいですね。
これらについてはページ下でみていきます。
2.たっぷり使える月間100GBのデータ通信量
一か月間で快適に使えるデータ通信容量は100GBまで。
決して多くはありませんが、他社もほぼ同じ水準です。
WiMAXの場合も3日10GB制限という速度制限があるため、実質30日÷3日×10GB=100GB程度となりほぼ同じ水準です。
このあたりは業界で横並びを意識しているんでしょうね。
月間無制限や300GBまでOKといった業者もありましたが、そういうところには無茶な使い方をするユーザーが集まるもの。
結局あとでそういった条件を撤廃することになっています。
ちなみにあくまで”快適に”使える容量と言うだけで、オーバーしても128kbpsなどの制限下でインターネットは使えます。
3.クラウドWi-Fiで3キャリア回線に対応
NC Wi-Fiは管理するサーバー側で利用する回線を選択するクラウドSIMという仕組みを採用しています。
海外なら現地の通信事業者が提供している回線を、日本国内ではドコモ・au・ソフトバンクのキャリア回線を状況に応じで選びます。
これがWiMAXならauとWiMAX回線だけなので、3キャリア対応なら多少使えるエリアは広いと考えられます。
やはり一番安定感があるのは設備がしっかりしているドコモ回線であるため有利と言えますね。
もちろん端末性能や使う場所しだいのため、100%「NC Wi-Fi」のほうが快適に繋がるとは言えませんが、その可能性は高いです。
4.クラウドWi-Fiで国内外のネット環境を一台でカバー
3の項目でも触れましたが、クラウドSIMを採用しているため一台のモバイルWi-Fiルーターで日本も海外も使えます。
海外へ行く人は空港などでレンタルWi-Fiを借りる必要もありませんし、現地で格安SIMを購入しなくていい分、面倒事が1つ減らせます。
やらなければいけないことが減らせれば、それだけ気分良く海外を楽しめることは間違いないでしょう。
NC Wi-Fiが使える渡航先
同業他社とNC Wi-Fiの違いはどこにある?
利用端末
2020年9月より、いままで採用されていた「U2s」から「U3」にバージョンアップしました↓
記事投稿時点ではまだ「U2s」を扱っているところもあるため、若干有利と言えます。
回線速度
「U3」の最大速度は150Mbpsとなっています。
そして「U2s」も同じスペックなので他社との違いはないと言えるでしょう。
ちなみにこの数値は理論上の速度であるため、利用する回線やその基地局との距離感などに影響されます。
150Mbpsで通信できるわけではないので間違えないようにしてください。
対応エリア
同業他社も3キャリア対応がほとんどのため差はありません。
国内の利用料金
前述したとおり月額3250円(税別)です。
同業他社より若干安い料金設定はNC Wi-Fiの魅力の1つです。
なお、実際の月額料金は5980円で端末代も別ですが、2年縛り契約による割引でこの料金となっています。
昔のスマホ契約でよくあった仕組みですね。
なお通信回線を使うときに必ず課されるユニバーサルサービス料2円は含まれていません。
よって実際は3250円+2円+税金(+オプション料金)ですね。
海外の利用料金
- 1日500MBまで900円
- 1日1GBまで1200円
となっています。
利用する国によって細かく料金を分けている業者が多い中、統一料金で非常にわかりやすいのはNC Wi-Fiの強みです。
一応同じ料金設定の業者もありますが、国内の料金が安いためここのほうが有利と言えるでしょう。
解約違約金
2年縛り期間内の解約で「9500円+端末月賦代の残り分」が発生します。
これは他社と同じですね。
端末代は900円×24か月=21600円とかなり高額。
2年間きっちり使う予定がない人は別のレンタルWi-Fiなどをおすすめします。
NC Wi-Fiでの契約はあり?なし?
- 同業他社より月額料金が安い
- 海外のどの国でも同一料金で利用可能
この2点で同業他社より有利です。
端末スペックや対応エリア、対応国の数などに大きな違いはないため、料金で選ぶことになるはず。
となると「NC Wi-Fi」は有力な契約先になるでしょう。
ちなみに解約違約金が端末代を含めると高額になるため、2年使う予定がない人はおすすめしません。
まとめ
NC Wi-Fiの魅力を解説しました。
ここと同じようなWi-Fiサービスがたくさんあり選ぶ側も迷わされますが、NC Wi-Fiはわかりやすい料金設定と安さの面で十分おすすめできるサービスです。
一家全員がこれ一台でインターネットを使うのは厳しいと思いますが、一人暮らしだったり自分用のネット環境として契約するならありですね。
また月間100GBで満足できる人向けです。
それ以上使いたい人は光回線にしておきましょう。
どうしてもモバイルWi-Fiルーターがいいなら複数台契約しかありません。
もしくは使う時間帯が朝と昼メインであればWiMAXなら使い放題となります。
WiMAXには3日10GBという制限があるものの、適用される時間が18時~翌2時ころまでとなっているため、それ以外の時間帯なら完全に使い放題です。
もしこの条件に当てはまるならWiMAXをおすすめします。