NifMo(ニフモ)はインターネット関連企業の大手「nifty(ニフティ)」系列のMVNOです。
MVNOは格安SIMを契約できる業者さんですね。
そんなNifMoではモバイルルーターと格安SIMのセット契約もできるんですが、WiMAXのモバイルルーターは扱っているのか?
また、NifMoの利用料金やサービス内容についてまとめてみました。
NifMo(ニフモ)で選べるモバイルルーターには何がある?
モバイルルーター業界で最大のシェアを持っているWiMAX。
記事投稿時点でセット契約できるモバイルルーターの種類を調べてみると、以下の端末がありました↓
取り扱うモバイルルーター一覧
- Aterm MP02LN
- Aterm MR04LN(販売終了)
この中にWiMAXのモバイルルーターはありませんでした。
この2機種はNECプラットフォームズ製のモバイルルーターです。
そしていま契約できるのは「Aterm MP02LN」のみですね。
Aterm MP02LNの契約はあり?なし?
Aterm MP02LNはクレジットカードサイズのコンパクトさに特化したモバイルルーターです。
スペックはサイズに見合ったレベルですが、格安SIM回線で使うためしあ提言の性能さえ備えていれば十分です。
格安SIM回線自体があまり高速ではありませんからね。
せいぜいダウンロード速度で20Mbpsもでてたらラッキーくらいなレベルです。
対してAterm MP02LNの最大速度は150Mbps。
余裕で対応できます。
またモバイルルーター選びで大事なポイントでもあるバッテリーの持ち時間。
MP02LNはカタログ値ですが約10時間とこれも十分な水準です。
NifMoのセット端末はいまのところこれしか選べませんが、特に不満のない端末なので問題ありません。
Aterm MP02LNのスペック詳細はこちらの記事でまとめています
⇒Aterm MP02LN SIMフリーモバイルルーターのレビュー評価は?徹底解説!
なお端末代は13800円(税別)。
アマゾンでは14000円ほどなので、NifMoで新品をセット購入したほうが多少お得です。
さらにセット購入だと初期設定も簡単なのでメリット大ですね。
MR04LNってどんなモデル?
ちなみに販売終了している「MR04LN」は中古市場で今でも人気のモデルです。
ダウンロード最大150Mbps、バッテリー持ち約12時間とMP02LNより性能は少し上。
本体サイズが多少大きいくらいなので、安く売ってるようならこちらの中古を買ってNifMoのSIMカードだけ契約するのもありですね。
アマゾンでは中古が10000円以下で売ってます。
関連記事
⇒Aterm MR04LNの中古価格、クレードル、交換用バッテリー情報まとめ
NifMoの料金は?
モバイルルーターなので通話もSMSもなしの「データ専用SIM」プランを選ぶことになります。
3つあるプランの料金(税別)は次のとおりです↓
- 3GB/月・・・1991円(900円+端末分割代1091円)
- 7GB/月・・・2691円(1600円+端末分割代1091円)
- 12GB/月・・・3891円(2800円+端末分割代1091円)
MVNO他社と比較して、とくに安くも高くもない平均的な料金設定です。
どの会社もおおむね3GB900円くらいからになっています。
ただMP02LN本体代が若干市場価格より安いのでここで契約するのはありですね。
どうしてもWiMAX端末がいい人はどうすれがいい?
あまりそこまでこだわっている人はいないかもしれませんが、WiMAX端末にこだわる人は中古のWiMAXモバイルルーターを買いましょう。
WiMAXは端末によって
- WiMAX無印(2020年3月終了)
- WiMAX2+
- au 4G LTE
の3種類の回線に対応しています。
1つ目のWiMAX無印回線はすでにサービス終了しているので、WiMAX2+対応のものから選ぶことになるんですが、3年くらい前のモデルなら最新版と実測度的に大差ありません。
たださすがにバッテリーは劣化していると思われるので、交換可能な「WX」シリーズを選びましょう。
おすすめは「WX04」「WX05」あたりですね。
どちらも5000円以下で売っているので状態のいいモデルがあったらそちらを選びましょう。
なお「WX」シリーズは充電台(クレードル)もセット購入しておくと室内でのWi-Fi環境がよくなります。
お金に余裕がある人は一緒に買っておくことをお勧めします。
WiMAXを扱うのは@nifty WiMAX
niftyにはたくさんの系列会社があり、WiMAXを扱っているのは「@nifty WiMAX」です。
というか”でした”ですね。
残念ながら「@nifty WiMAX」は2020年3月をもってサービス受付を終了しています↓
2019年10月から始まった改正電気通信事業法の影響もあってWiMAXを取り巻く環境も大きく変わり、こうやって撤退を決める業者さんも今後は増えていくかもしれません。
参考記事
⇒改正電気通信事業法とは?この法がWiMAX契約に与えた影響を解説
というわけで、現在はNifMoを始め、nifty系でWiMAXモバイルルーターを契約することはできない状態です。
@nifty WiMAXの料金はいくらだった?
NifMoでWiMAX契約するつもりだった人もこの記事を見ているかもしれないので、念のため「@nifty WiMAX」の利用料金(税別)も載せておきます。
- 1か月目・・・0円
- 2~3か月目・・・3670円
- 4か月目~・・・4350円
3年縛り契約のため合計176002円ですね。
1年あたり58667円は結構な負担ではありますが、WiMAXはギガ放題プランがあるため容量を気にせず使えるのがメリット。
また業界でトップクラスに安い業者なら月3500円ほどで使えます。
NifMoのデータ専用SIMプランで最上位の12GBプランが月2800円なので、わずか700円で無制限になるわけですね。
さらに端末0円で手に入るため、NifMoのモバイルルーターセット12GBプランの3891円より安くなります。
となるとWiMAX業者でモバイルルーターを契約したほうがお得です。
おすすめのWiMAX業者は?
上で触れた月3500円ほどで使える業者は「GMOとくとくBB WiMAX2+」です。
キャッシュバックや月額割引特典により@nifty WiMAXより大幅に安い3年合計120000円台で使えます。
詳細はこちらの記事で比較しているので、具体的な料金も知りたい方はご参照ください。
参照記事
⇒【最新版】WiMAXキャンペーン特典比較 安いのはここ!
まとめ
NifMoのモバイルルーターについて紹介しました。
NifMoは格安SIM業者なのでWiMAXルーターは扱っていません。
またここの関連会社「@nifty WiMAX」で扱っていましたがいまはサービス受付終了しています。
ですが、もっと安く使えるWiMAX業者があるのでそちらを選んだほうがお得です。
最後にまとめると
- 月3GB、7GBで十分な人はNifMoのモバイルルーター
- 無制限がいい人はWiMAXのモバイルルーター
を選ぶのがおすすめです。
ただ最近は動作のサブスクサービスも充実していますし、テレワークやオンライン授業などネットのデータ通信量は増加する一方です。
それを考慮するとデータ無制限プランのあるWiMAXのほうが安心と言えるでしょう。