2018年ころから急増しているクラウドSIMタイプのWi-Fiサービスの1つ「クイックWiFi」。
数ある同業他社とくらべて料金は安いのか?扱う端末や速度制限など優れているのか?などについて詳しく解説していきます。
またモバイルルーター業界でシェアトップのWiMAX(ワイマックス)とも比較しつつ、クイックWiFiの魅力をまとめました。
※特別な表記がない限り記載されている価格は税別です
クイックWiFiってどうなの?
サービス内容を知る前に、まずは利用者の声をチェックしてみました。
クイックWiFiの評判は?
比較的新しいサービスだけあり、利用者の声が見つかりませんでした。
クイックWiFiは海外でも使えるクラウドSIMタイプのWi-Fiルーターですが、この業界全体で値上がり傾向がみられます。
ここも以前まで月3250円だったものが多少値上がりしている点について触れているツイート記事はありましが、それくらいですね。
今後評判情報が増えてきたら追記していきます。
ここからはクイックWiFiの具体的なサービス内容を解説していきます。
クイックWiFiはどんなところが魅力?
公式ページの注目ポイントをピックアップ↓
- 工事不要で端末が届いたらすぐ使える
- 最短即日発送
- 国内は3キャリア対応
- 8日間以内なら違約金無料でキャンセルOK
- ずっとお得な料金で使い続けられる
- 月100GBまでなら容量制限の縛りなし
- 海外もOK
【1】工事不要で端末が届いたらすぐ使える
無線でネットにつながるモバイルWi-Fiルーターのため、端末が届けばすぐにインターネットが使えます。
光回線やケーブルテレビのように有線ケーブルを室内に引っ張ってきてWi-Fiルーターに接続し・・・といった工事も必要ありません。
このお手軽さは魅力ですね。
【2】最短即日発送
具体的な締め切り時間は書かれていませんでした。
が、おそらく午前中に申し込めば対応してくれる可能性が高いのでは?と思われます。
(ただの予想です)
一例として、WiMAX業者で即日発送対応しているところの締め切りは昼過ぎまでが多いです。
そしてもし即日発送してもらえたなら、離島や本州以外・陸の孤島レベルの辺境でもないかぎり翌日には届く可能性大ですね。
【3】国内は3キャリア対応
クイックWiFiではクラウドSIMタイプのモバイルルーターを採用しています。
これは電源オンした場所で最適な電波を選択し接続する仕組みとなっているため、日本国内で張ればドコモ・au・ソフトバンク回線の中で最適なキャリアを選んでくれます。
最近はどのキャリアも基地局を増設しているため、日本全国で人の多い場所・集まる場所ならたいていカバーしていますが、多少はエリアの被っていない場所もあります。
そのため3キャリア対応ならより繋がるエリアが広くなることは間違いないでしょう。
【4】8日間以内なら違約金無料でキャンセルOK
端末が届いてから8日間以内なら、仮にネットに繋がらない・遅すぎるといった状況になっても違約金負担なしで解約できます。
初期費用や送料はかかりますが、快適に使えるかどうか?は実際使ってみないとわかりませんからね。
ただし、この仕組みは通信契約でもともと用意されているクーリングオフ制度と同じような「初期契約解除制度」というもので、クイックWiFi以外の業者でも使えるもの。
ですが、ここは目立つようにしっかり明示してあったので好印象ですね。
【5】ずっとお得な料金で使い続けられる
クイックWiFiでは選べる端末が2種類あり、それぞれで月額料金が異なります。
- U3の料金・・・3380円(税別)
- G4Maxの料金・・・3780円(税別)
G4Maxは液晶ディスプレイがついていて、翻訳機能もあります。
海外にいくか、外国人と関わる頻度が少ないなら必要ないですね。
速度などの端末スペックは大差ないため安く使える「U3」で十分です。
さらに、いまなら5000円キャッシュバックキャンペーンもあり。
クイックWiFiは2年縛りなので、実質的にひと月あたり200円ほど安くなる計算です。
ちなみにWiMAXを例に挙げると、業者によって最初の2か月間だけ料金を安くし、それ以降高めの設定に変えているところもいくつかあります。
宣伝するときに初期2か月だけの最安値をアピールすることで集客するためですね。
でもクイックWiFiは最初から契約期間終了までずっと同じ料金設定。
あとで騙された!と感じることはありませんし、解約まで安心して使えるでしょう。
【6】月100GBまでなら容量制限の縛りなし
クイックWiFiは月間100GBまでとなっています。
そして100GBまでならかりに1日で使い切っても速度制限が適用されることはありません。
対してWiMAXは「ギガ放題」という使い放題プランこそありますが、3日10GBまでという速度制限があるため、実質月間100GBくらいまでしか使えません。
3日10GB制限とは?
当日含め過去3日間で10GB以上のデータ通信量を使ったとき、翌日18~2時頃まで約1Mbpsに速度制限される仕組み。
1Mbps制限下では低画質のユーチューブ動画程度ならなんとか見られますが、快適性はありません。またショッピングサイトのような画像の多いページも重くなり、かなりストレスがたまるレベルです。
容量だけならクイックWiFiとほぼ同じですが、速度制限によって快適にインターネットが使えない可能性がでてきます。
たとえば週末の土日にネットフリックスで動画を大量に観た場合、クイックWiFiなら容量さえ残っていれば速度制限なしで快適に視聴できます。
ただしWiMAXの場合、仮に土曜日に10GB以上使った場合、翌日日曜の18時から速度制限されるため、快適に動画を観られなくなります。
【7】海外もOK
クイックWiFiはクラウドSIMタイプのルーターであることは前述のとおりですが、これは海外でも使えます。
たとえばハワイに行ったなら、電源オンするだけで現地の通信事業者の回線を使ってくれます。
海外利用時の料金は別で上乗せされますが、海外旅行へよく行く人、出張が多い人にとっては便利なルーターです。
速度制限はある?
プラン上限容量の100GBを超える、海外で利用時に1日500MB/1GBを超えると受信最大384kbpsに低速化されます。
ですが、WiMAXのような3日10GB制限はありません。
まったくないわけではありませんが、使える容量の範囲内なら実質ないようなものですね。
対応エリアは?
日本国内の対応エリア
国内は3キャリアの4G回線がカバーしているエリアとなります。
おそらくドコモ・au・ソフトバンク(ワイモバイル)回線のどれかを利用しているはず。
楽天モバイルも楽天回線が繋がらないエリアはau回線を利用するためほぼ同じです。
よってこれらキャリアのスマホが普通に使えているなら、クイックWiFiも快適に使えるでしょう。
海外の対応エリア
世界130カ国以上で使えるクイックWiFiですが、現地の通信事業者の電波を利用するため、詳細な対応エリアはわかりません。
街中や観光スポットなら問題ないと思いますが、多少郊外にいくと電波が届いていない可能性もありますね。
WiMAXとどっちがいい?
WiMAX推しのサイトだけに「WiMAXです!」といいたいところですが、クイックWiFiのほうが有利なポイントはいくつかあります。
クイックWiFiが優れているポイント
- 海外でも使える
- 月額料金が安い
- 3キャリアの対応エリアで使える
WiMAXの料金は最安業者で月3400円(税別)くらい。
(使い放題プランの場合)
クイックWiFiはキャンペーンコミなら3200円ほどなのでかなり安いと言えるでしょう。
これら条件に魅力を感じる人はクイックWiFiがおすすめです。
公式サイトはこちら
⇒クイックWiFi公式
WiMAXが優れているポイント
- 端末スペックが高い
- 回線速度が速い
- 朝昼夕の時間帯は完全に無制限で使える
- 店舗でも契約可能
使っている電波の特性上、WiMAX回線の方が高速通信に強いです。
また毎年のように新しいモデルが登場し、スペックも向上していきます。
いまでは最大1Gbps超え対応モデルもでています。
繋がることは大前提ですが、対応エリア内ならWiMAXのほうが快適に使える可能性は高いですね。
また、3日10GB制限があるものの、18~翌2時ころまでの適用時間以外は制限なしで使い放題です。
この時間帯メインでネットを使う人は文句なしでWiMAXがおすすめ。
なお家電量販店などWiMAXサービスを提供している業者によっては店舗契約も可能です。
店舗契約なら最短その日にネットが使えるようになります。
クイックWiFiはネット契約のみとなるため、急ぎの方はWiMAXが有利ですね。
まとめ
クイックWiFiのサービスについて解説しました。
以前より基本料金は値上がりしましたが、キャンペーンで安く使えます。
月間100GBまでで十分な人には速度制限もなく最適なWiFiサービスだと言えますね。