【SH-05L】ドコモWi-Fi STATIONのスペックや料金まとめ

Wi-Fi STATION SH-05LポケットWiFi機器関連

Wi-Fi STATION SH-05L

2019年春に1.2ギガ超えの最速Wi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01L」を発売したドコモ。

そして同じ年の秋にシャープ製のルーター「Wi-Fi STATION SH-05L」を発売しました。

ドコモがWi-Fiルーターを1年で2モデル発売するのって珍しい気がします。

またシャープがモバイルWi-Fiルーターを発売するのも初めてのはず。

サクッとグーグル検索したところ、ドコモはもちろん他の通信事業者向けの製品もヒットしませんでした。

スペックはHW-01Lがモバイルルーター業界初の1Gbps超えモデルとして登場(発売ではない)したわけですが、SH-05Lも超えてくるのか、どんなスペックなのか気になる人も多いはず。

そこでシャープ製ルーター「Wi-Fi STATION SH-05L」がどんなモデルなのか?について、デザインやスペック、料金など気になるポイントをわかる範囲で調べてみました。

ドコモ Wi-Fi STATION SH-05Lってどうなの?

まずは気になる見た目からチェック↓

SH-05Lのデザイン・カラー

Wi-Fi STATION SH-05L 正面デザイン
※見やすくするため”明るさ”を上げる加工を施していてグレーのようですが本体はブラックです

残念ながら、いまのところ正面からの写真しかないため前面のみで。

※追記 amazonの専用フィルムページより背面デザインを引用させていただきました

SH-05L背面デザイン

中央にWi-Fi STATIONの文字があるだけのかなりシンプルなデザインです。

利用させていただいたので商品も載せておきます↓

ドコモらしいモノトーンカラーで仕上げられた端末

WiMAXやワイモバイルと違ってドコモルーターの過去モデルは角ばったデザインばかりでしたが、SH-05Lは丸みを帯びた形状になっています。

本体カラーはブラック一色のみで、モノトーンカラー中心だったドコモの流れを汲んでいます。

色で個性を出さないのはドコモらしい感じ。

ディスプレイは他機種のほとんどが採用している2.4インチサイズ(QVGA/320×240ピクセル)。

シャープ製ってことでAQUOSスマホで見られるキレイな画質を期待できそうですが、モバイルルーターのそこにお金をかけることはないでしょうね。

 

SH-05Lのスペック

メーカーシャープ
サイズ未定
重さ未定
下り最大速度988 Mbps
※PREMIUM 4G時
上り最大速度75Mbps
バッテリー容量4000mAh
連続通信時間未定
LTE連続待受時間未定
同時接続台数11台
(Wi-Fi 10台/USB 1台)
Wi-Fi規格IEEE 802.11 ac/n/g/b/a
2.4/5GHz帯対応
付属品クレードル SH01

 

SH-05Lの速度

下り最大速度 988Mbps

もう少しで1ギガ超え!

光回線インターネットでも1ギガ(1000Mbps)が主流なので、ほぼ同等の最大速度です。

が、先に発売された「HW-01L」が最大1288Mbpsなんですよね。

後発モデルなのに劣っているのはマイナスイメージ強いでしょう。

なにか通信を安定させる特殊機能が搭載されることを期待していたんですが、何もありませんでした。

WiMAXで人気の「WX06」のように電波送受信能力をパワーアップさせる機能でもあればよかったのですが・・・。

上り最大速度 75Mbps

75Mbpsもあれば十分ですが、こちらも「HW-01L」の131.3Mbpsに比べるとイマイチな印象です。

とはいえSNSに写真や動画をよくアップする人でも不満を感じることはないと思われます。

 

大容量4000mAhバッテリー搭載のSH-05L

ドコモ SH-05Lバッテリー容量

ほかのモバイルルーターではなかなか見かけない4000mAhもの大容量バッテリーを搭載しています。

利用可能時間は公開されてないものの、「HW-01L」に電力消耗が激しくなる速度面で劣っていることから、バッテリー消耗も激しくなさそうです。

まぁそのへんはどんな機能が搭載されるか?にもよるのでわかりませんが、かなり長持ちしてくれそうですね。

「HW-01L」がバッテリー容量3000mAhで連続稼働時間6~11時間(通信モードにより異なる)なので、単純に1.33倍は使えるのではないかと。

モバイルバッテリーとして利用可能

注目なのはモバイルバッテリーとしても使える点。

スマホやタブレットのバッテリーがピンチのときに活躍してくれそうです。

 

海外でも使える

国際ローミング対応なので、レンタルWi-Fiに比べると割高かもしれませんが、海外でも利用できます。

ちなみに海外で使えるからと言ってもドコモ回線を使うわけではありません。

渡航先の通信事業者の電波を利用する形態ですね。

 

有線接続方法

ドコモ SH-05Lの有線接続方法2パターン

モバイルルーターのほとんどは、LAN端子のついた専用クレードル(充電できる台座)を介してケーブル接続しています。

これに対してSH-05LではUSBケーブルでパソコンと接続する形式も採用しています。

付属品にUSBケーブルが書かれていないのでユーザー側で用意することになりますが、スマートフォン使ってる人なら1本くらいは持ってるはず。

ムダな出費は発生しなさそうですね。

とはいえスマホと兼用がイヤなら電気屋などでサクッと買っておきましょう。

そんなに高いものではありませんので。

ただWiMAXのルーター最新モデルでもUSB接続を採用したのですが、こちらはUSB3.0でなければNGといった条件がありました。

SH-05Lもどうなるかわからないため、これも発表待ちですね。

ちなみにクレードルは付属している模様。

クレードルを使えば、いままでどおりLANケーブルでの接続も可能です。

LAN・USBの2パターン対応はモバイルルーターとして初ですね。

 

SH-05Lの使えるエリア

ドコモスマホと同じ回線を使うため、公式で対応エリアチェックしましょう。

さすがにこのページに日本全国の対応状況を載せるのはシンドイので、代表して東京都エリアのマップだけ載せておきます↓

東京都の対応エリア

SH-05L速度別対応エリア

ドコモSH-05L速度別対応エリア

SH-05Lの最大速度は988Mbpsなので、点在している赤色部分で使う人は快適性高め。

対応エリアがまばらなので移動中に使うと安定しないと思いますが、黄色部分も最大938Mbpsなので極端に遅くなることはなさそうです。

赤色部分は人が集中する駅をカバーしてるのかと思ったら、入ってない駅もちらほら見かけます。

1日も早く赤色部分で埋め尽くされるようになるといいですね。

 

ドコモルーターの利用料金

2019年6月1日から新料金プランへ移行します。

ドコモ公式ページより抜粋↓

「データプラン(ルーター)」は、2019年5月31日(金曜)をもって新規申込み受付を終了いたします。
現在、ご契約中のお客さまは、2019年6月1日(土曜)以降もカケホーダイプラン・カケホーダイライトプラン・シンプルプラン・データプラン間の変更、およびキッズケータイプラスからカケホーダイプラン・カケホーダイライトプラン・シンプルプラン・データプランへの変更が可能です。

データプラン(ルーター)の料金設定は以下の通りです。

  • 基本プラン 1200円
  • パケットパック 2900~7000円
  • moperaUシンプルプラン 200円
    月額トータル 4300~8400円

ドコモルーターの弱点は無制限プランがないこと。

データ無制限じゃないのにこの料金は高すぎです。

あくまでスマホのついで的な存在でしかありません。

新料金プランではWiMAXやワイモバイルにあるような使い放題プランが加わるといいですね。

 

まとめ

ドコモから発売のシャープ製モバイルWi-Fiルーター「SH-05L」について紹介しました。

まだ情報が不完全ですが、スペック的には先行の「HW-01L」に劣るためインパクトは弱め。

今後発表される情報で、SH-05Lだけの魅力的な機能が搭載されることに期待ですね。