UQWiMAXのフェムトセルってどんなもの?購入できる?メリットも解説!

機器関連
この記事でわかること
  • フェムトセルの仕組み
  • フェムトセルを設置する方法
  • 利用料金について
  • 設置の条件

 

「WiMAX繋がらない!」
「接続切れる!」

っていう声をツイッターなどでけっこう見かけます。

とくに移動中の電車内とか地下とかはまだまだ苦手っぽいですね、WiMAXって。

運営会社も基地局設置など頑張ってみるみたいですが、WiMAXの電波自体がそういったシチュエーションを苦手にしているのも理由でしょう。

でも外出先ならそんなこともあるでしょうし、一時的なものなので忍耐強い日本人ならガマンできるはず。

でもこれが自宅で、となると受け入れられない人も多いのでは?

即解約レベルの事案です。

受信感度を上げるため100均でステンレスボウルを買って簡易アンテナを作る方法もありますけど、せいぜい風邪で40度の熱出てる状態が39度に下がる程度でしょう。

健康体には程遠いです。

 

ここでWiMAX電波を元気にするための方法の1つに、UQWiMAXが無料貸出している「フェムトセル」というものがあります。

「フェムトセル」、聞いたとことない人のほうが多いんじゃないかと思われます。

そこでフェムトセルがどんなものなのか?についてサクッとまとめてみました。

UQWiMAXが提供する「フェムトセル (femtocell) 」ってどんなもの?

UQ公式にはUQ宅内アンテナとあり、解説図ではこんな使われ方をしています↓

wimax2UQフェムトセル設置方法

UQフェムトセルがテレビの横に置いてあり、電波的なもの発してますね。

ってかいい家住んでますね、この男性。

家も快適、WiMAX回線も快適とか充実してますね。

話を戻して、上の画像を見ると固定回線(auひかり)とWiMAX、2つの回線を契約してるようです。

室内で光回線のWi-Fiがあるならネット環境は不自由しないと思いますが、果たしてどんな役割があるんでしょうか。

 

フェムトセルとは?

「フェムトセル」を簡単に言うと「WiMAX電波を送受信してる基地局の小型版」です。

普通の基地局だとだいたい1~3kmくらいをカバーしてるらしいんですが、小型基地局「フェムトセル」はウィキペディアによると数メートルから数十メートルの範囲をカバーしてるそうです。

WiMAX端末と同じか少し広いくらいのカバー範囲ですね。

UQのフェムトセルもきっと似たようなものでしょう。

ただ基地局設置となると「無線局免許」が必要で総務省へ届け出が必要らしい。

この辺はUQが代行してくれるのでいいんですけどね。

でもなんかオオゴトな感じします。

WiMAX電波は障害物に弱いので、「UQフェムトセル」設置したからってすべての部屋で快適になるとは限りませんけど、悪化することは100%ないでしょう。

プラスにしかならないはずなので設置できるなら設置しておきたいものです。

ちなみに、2016年夏ころから受付スタートし、年末から徐々に設置対応していくようです。

 

UQフェムトセルを設置するには?

UQ公式サイトで申し込みましょう。

興味が沸いた方は公式サイトのUQ WiMAXお客さまセンターからご確認ください。

UQ WiMAXお客さまセンター
https://www.uqwimax.jp/popup/wimax/contact/

 

設置するアンテナ本体

UQフェムトセルのアンテナ本体

普通のWi-Fiルーターみたいなデザインしてます。

アンテナと聞くとテレビの八木アンテナや衛星放送のパラボラアンテナみたいなデザインをイメージしてしまうですが、これなら自宅に簡単に設置できますね。

 

フェムトセル設置料金は?

すべて無料で設置できます。

初期費用なし、設置時の工事費用もなし、月額利用料も0円、契約期間の縛りもなく解約違約金もありません。

なんて素敵なサービスなんでしょう。

こんなのみんな契約しておいたほうがいいですね。

ではUQユーザー全員が申し込めるのか?についてみていきます。

 

フェムトセルの設置には条件があるので注意!

UQフェムトセルの設置条件

機器はレンタル、設置はタダで利用料も必要なしとメリットしか感じないんですが、auひかりを契約していないと設置してくれません。

UQフェムトセルを提供するUQコミュニケーションズはauと同じ親会社KDDIのファミリー企業です。

その影響もあってauひかりユーザーしか提供してくれないようです。

一応フレッツ光でも対応を検討中らしいとのことですが、まだ実現されてません。

 

メリットは?

  • 無料で設置できること
  • WiMAX環境の快適さを向上させられること(環境にもよりますが)
  • 解約違約金もないこと

無料なので私も申し込みたいところですが、「auひかり」を解約してしまったので不可能となりました(汗)

auひかりユーザーの方はご検討ください。

 

デメリットは?

フェムトセル設置でデメリットを感じたのは、

  • 設置場所から移動してはダメ(ほんの少しならOK)
  • 操作は契約者さんだけ
  • UQ指定の機器以外は接続不可など免許が必要な分制限も多くなる
  • auひかりがあるなら不要なのでは?

の4点ですね。

それでも一戸建てが自宅の人なら無料なので設置する価値はあるんじゃないでしょうか。

 

まとめ

UQWiMAXが無料で貸し出している宅内アンテナ「フェムトセル」について紹介しました。

自宅に基地局ができると考えるとなんだか特別感を感じてしまうのは私だけ?

導入には条件もありますが、クリアしてる人は申し込んでおくとさらに自宅でのインターネット環境が快適になるはずです。

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