WiMAXアンテナ立っているのに繋がらない、なんて苛々したことがありませんか。
SNSやネット上には「WiMAXが繋がらない!」系の怨嗟の声をいくつも見かけます。
- 契約して端末が届き、さっそく電源オンしたらアンテナはOKなのに繋がらない・・・
- いつも普通に使えているのになぜか突然繋がらない・・・
など状況はさまざまですが、ただ繋がらないのではなくアンテナが立っているのにってところがイライラを加速させてくれますね(汗)
でもこれはスマホのように無線を使うインターネット回線では時折起こることなんです。
そして、もしそんな状況に遭遇したとしても、しっかり対処することで解決できる問題でもあります。
カスタマーセンターに聞いて対処するのも正解ですが、そこまで対処法は難しいものでもありませんからここで一度整理しておきます。
ぜひ参考にしてみてください。
アンテナOK!でもWiMAXが繋がらない!対処法は?
こうした事態はWiMAXの機器全般で生じかねませんから、まだ経験したことがないという場合にも気をつけないといけません。
いくつか考えられる原因とその対処法を解説していきます。
端末がフリーズしていないか?
もしもアンテナが立っているのに繋がらない場合には、まずは端末がフリーズしていないかチェックしてみてください。
何らかの理由でフリーズすることは結構あり、この場合には過去の通信状況が表示されているので困惑します。
負荷のかけすぎ
たとえば、負荷をかけすぎてしまったためにフリーズすることや、メモリー不足でフリーズするといったことがあります。
特に負荷をかけすぎているような場合には接続台数を減らすといったような工夫も必要となってきます。
いずれにしてもボタンを操作しても反応しないようであれば端末がフリーズしているのが原因ですから、まずは再起動させてみてください。
これでほとんどのフリーズ問題は解決できるはずです。
端末の故障
端末には寿命もありますから、数年以上利用しているといった場合には故障している可能性も。
故障した場合は自分でできることはありません。
何度もフリーズを繰り返してしまうようであれば端末を交換したほうが良いですね。
契約したWiMAX業者のサポートセンターに問い合わせてみましょう。
最悪、費用が掛かってしまうこともありますが、購入して間もないのにフリーズするようなら早めの行動が吉です。
もしくは中古で同じモデルに買い換えてしまうのも方法です。
買い換えるのが手っ取り早い対応策ですね。
初期不良
発売されたばかりの新モデルは初期不良の可能性も考えられます。
この場合はサポートセンターへ問い合わせましょう。
交換対応してくれる可能性が高いです。
バッテリー残量が少なくなってないか?
WiMAX端末のバッテリーが切れかかっていることも原因の1つとして考えられます。
やはり電波をやり取りするにはそれなりの電力も必要となってきますから、もしもバッテリーが切れかかっているならすぐ充電しましょう。
この充電と再起動をしただけでほとんどの問題は解決する可能性が高いです。
むしろこれで解決しないようならば事態は結構深刻だと考えたほうがいいですね。
減りが早いならバッテリー交換も考えよう
モデルによっては交換用バッテリーが販売されています。
NECプラットフォームズ製品はUQWiMAXアクセサリーショップやアマゾンなどで売られているので購入しましょう。
ファーウェイ社の端末はバッテリーを自分で交換できないため別のモデルに買い換えたほうが手っ取り早いです。
通信制限に引っかかっていないか?
データ容量の制限がかかっていないか?も重要です。
いくらアンテナが立っていても使いすぎているためにデータ制限がかかっている場合は、やはり繋がりませんから注意してください。
WiMAXの通信制限
WiMAXの通信制限には
- 3日10GB制限
- ハイスピードプラスエリアモードの7GB制限
- ライトプラン(月7GB)の容量制限
があります。
3日10GB制限は1Mbps程度になるだけなので、高画質な動画再生など回線に負担の大きい使い方をしなければ繋がらないことはないはずです。
ただ下2つの7GB制限に引っかかると128kbpsまで制限されてしまいます。
この状況ではウェブページの閲覧くらいしか快適にはできないでしょう。
かなり動作がもっさり、というか重くなるため、場合によってはページが開けないなど不自由な環境になります。
一応インターネットには繋がっていても重すぎるため、繋がらないと感じてしまう可能性が高いです。
なお、データ制限がかかっているかどうかは基本的には画面上のアイコンなどで確認出来ますが、会員ページから状況を確認するのもありです。
ほか、カスタマーセンターに連絡してデータ制限状況について照会する事もできます。
速度計測アプリを使い自分で調べてみるのもおすすめです。
WiMAX端末が誤動作を起こしていないか?
ここまで紹介した状況以外にも、製品が誤動作しているケースもあります。
これは対応が難しい、というか個人ではわからないと思います。
修理して直すのも素人だと難しいですから、カスタマーセンターに連絡して交換してもらうか、新しい製品に買い換えることになりますね。
電波状況が悪くないか?
特定のスポットではアンテナが立っていても接続出来ないこともあります。
これはそのスポットでは電波干渉がひどくて接続できないためであること等が原因です。
これは対処は基本的に出来ませんから、特定のスポットでは通信できないことがあるといったことを理解しておくことが大事です。
こうしたスポットはデッドスポットと呼ばれることもあります。
家の中にこうしたデッドスポットがあると困りますが、デッドスポットはビルの谷間などに生じることが多いので、自宅ではあまり発生しにくいことも特徴になっています。
WiMAXにつないでいる端末側に問題はないか?
そもそも通信が出来ない場合はWiMAX側ではなく接続している機器も疑ってみましょう。
いまの時代ではまずないと思いますが、互換性がない場合はいくらアンテナが立っていても繋がらないでしょう。
また、今までつながっていた製品がアップデート後に急に使えなくなるといったことも。
これは一種のバグですが、後日パッチが施されて急に使えることもあるので諦めないでください。
アップデートは端末側でわかるようになっています。
ホームルーター型モデルならLEDの点灯、モバイルルーター型ならディスプレイ情報として表示される、など。
実測度に対して通信量が多くないか?
上でも触れましたが過負荷になっていると繋がらないことがあります。
WiMAXの最大接続数などにも気をつけないといけません。
最大接続数以上にはつなげませんし、データ制限もあります。
もしも家でみんながWiMAXを利用しているといった場合には、容量を超えている・最大接続数を超えているために使えないこともあるので注意しておきたいところです。
機器が苦手ならカスタマーセンターへ
このように繋がらない理由には色々なものがありますが、もしも繋がらない場合にはカスタマーセンターにとりあえず連絡してみてみてください。
まとめ
上記で紹介した事例の中には自分で解決しやすいものもあれば、原因が特定し難いものもあります。
特にデッドスポットなどの際にはどうしてつながらないのか中々理解しにくいことも。
だからこそちょっと分析してみてもわからないような場合には、早めにカスタマーセンターに連絡して対応をしてもらってください。
最後に。
非常に可能性は低いのですが、ハッキングの可能性についても触れておきます。
アンテナが立っているし製品も問題ないという場合にはハッキングされていて使えないといったこともないとは言い切れません。
この場合には放っておくと実に危険で、個人情報流出の危険性もあります。
だからこそ単につながらないからといって放置しておかずに、しっかりと対策をしておくことをおすすめします。