インターネット上でWiMAXの評判を調べてみると、ごく一部ですが
- インターネットを利用していないのに通信量が勝手に増える
- 通信量が急増した
といった声を見かけます。
「いやいや、忘れてるだけでなにか使ってるんでしょ?」とも思いましたが、ひょっとしたら悪質なソフトウェアがこっそり悪さをしているのかもしれません。
そこで、勝手に通信量が増えてしまうときにどんな原因があるのか調べてみました。
通信量が勝手に増える?急増する?原因を調べてみた
この問題は多くの人達が実際に確認しているので、誰にでも起こり得る問題と捉えることが大切です。
明日は我が身かもしれません。
で、たいていの場合、原因はスマートフォンやパソコンなどの端末を操作をしていない時にバックグラウンドでなにかしらの通信が行われることが通信量増加に繋がります。
これは不正なアプリが問題とは限りませんし、端末のOSや正規のアプリが通信しているケースも珍しくないです。
ありがちな通信量の増加理由
- OSが勝手に通信している
- スマホアプリがバックグラウンドで通信している
- 他人がアクセスしている場合
スマホとWiMAXをつなぐパターンは多いと思います。
となると、スマホのOSやアプリが知らないところで通信している可能性大。
たとえば更新に必要なプログラムの自動ダウンロードや、定期的な情報収集などが要因となります。
最優先で疑ってみましょう。
また、過去に他人にWiMAX端末のアクセスポイントのパスワードを教えていたり、接続させたことがある場合、その人の端末が勝手にあなたのWiMAXに接続しWi-Fiを使っている可能性もあります。
赤の他人があなたの端末パスワードを何らかの方法で入手し勝手に使っている可能性も考えられますが、このパターンはあまりないでしょう。
通信量増加を防ぐ方法は?
こまめに通信設定をOFFにする
対策はOSや個々のアプリの設定を見直し、自動でダウンロードや通信が行われる設定か否かを確認しだい、必要に応じてOFFにするのがベストです。
ただし、完全に通信を遮断するわけではないので、多少の通信は許してしまい、数字が増えることはあり得るでしょう。
WiMAX端末の電源をOFFにする
WiMAXを使わない時は端末の電源を切る、あるいは常駐アプリを終了した上でスリープモードに入るのも1つの対策方法です。
端末は電源を切らない限り通信する可能性があるので、スリープモードにするだけだと、通信量が勝手に増えることは十分にあり得ます。
しかし、ことあるごとに毎回電源を切るのは不便すぎるので、アプリを使い終えたら終了しスリープモードにするのが現実的ですね。
パスワードを変更する
友達などにパスワードを教えたことがあるなら、相手も知らないうちにWiMAXへ接続している可能性があります。
一度パスワードを変更して様子見してみましょう。
また、不正アクセスで勝手に通信されることは非常に稀ですがないとも限りません。
もし第三者のアクセスが心配な場合は、接続設定のセキュリティレベルを引き上げたり、定期的にパスワード変更を行うようにしましょう。
プログラムのバグが原因なら待つしかありません
これらの対策をしても勝手に増える現象が起こり、いくら調べても原因が判明しないケースもあります。
OSかアプリのバグで必要以上に通信が発生することは、過去に様々な端末で起こっています。
ユーザー側でできることは限られていますし、開発者が根本的に解決べき問題なので、改善されるまで待つのが正解です。
ソフトウェアアップデートがあるなら必ず実行しておきたいですね。
改善までの間は端末の電源を切るか、インターネット回線に繋がらない場所で使用するのが無難でしょう。
通信量を増やさないためにできることは?
WiMAXには3日10GB制限や契約プランによって月7GBがあります。
この通信上限を気にしているのなら、無料のWiFiスポットで一時的にインターネット接続する対策が有効です。
WiMAXの通信量増加問題は、WiMAXのルーターよりもスマートフォン・パソコンなどつなぐ側の端末が原因であることが殆どなので、端末側で対応する必要があります。
急激に通信が起こり勝手に増えることになり、上限に到達して速度制限が掛かるようなら、WiMAXルーターの電源を切るのが賢い選択です。
これで通信できなくなりますし、他にアクセスポイントが存在したり、自動で探して接続する設定でなければ安心です。
原因不明の現象は確かに不気味ですが、必ず何らかの理由があるはずですし、解明や特定に専門知識が必要になることも少なくないです。
スマホの場合
スマートフォンで特にWiMAX通信量が勝手に増えるなら、常駐するバックグラウンドアプリや自動更新、データの自動同期を見直すことが解決に結びつきます。
バックグラウンドアプリは目立たず動作するものですが、起動しているアプリの一覧から不要なものを終了させるとそのアプリの通信が止まります。
自動更新はアプリが最新バージョンを定期的にチェックしたり、更新を確認次第プログラムをダウンロード、もしくはプログラムを新しく置き換えるもの。
定期的なチェック自体はさほど通信量を消費しませんが、それでも常駐アプリの数が増えれば、増えた分だけ頻繁に通信が起こることになります。
データの自動同期は、ブラウザやOSのバックアップ機能に関連する仕組みで、アカウントに紐づけられたオンラインストレージと通信するのが特徴です。
自動的にバックアップが行われるので便利ですが、変更のあったファイルの送信が発生するので、WiMAXを使っていないつもりでも勝手に通信が増える結果となります。
対策は、設定画面を開いて自動同期機能をOFFにしたり、手動でデータの同期をするように運用方針を変えることです。
OSによっては通信量をチェック可能なので確認してみましょう
スマートフォンのOSによっては、どのアプリがいくら通信を行ったか、一覧表示でチェックできるものもあります。
数字が大きいアプリをリストアップして、上の方から順番に設定を見直していくのが良いでしょう。
お手上げ!どう対策しても勝手に増えてしまう場合
何をやっても勝手に増えるのであれば、端末が故障している恐れがあります。
一度壊れていないか契約したWiMAXプロバイダへ確認してもらうことをおすすめします。
急ぎの場合は中古で買い換えるのも手ですが、原因がわかっていない状態では根本的な解決にならない可能性もあります。
これは大丈夫なはず、ではなくすべてを疑う姿勢が大事
最近使っていない端末(買い換え前のスマホ・ゲーム機など)でも、過去に接続設定を済ませているなら、その端末が勝手に通信している可能性があります。
スマートフォンやパソコンにタブレットや携帯ゲーム機と、接続できる端末が身近に多くあるとしたら、どれもが犯人になり得ます。
対策するとしても、まずは原因の特定が不可欠なので1つずつ確認して調べる他ないですね。
案外、一見問題がなさそうなアプリが大量に通信していることもあるので、これはありえないと決めつけず、疑ってかかる姿勢も重要です。
まとめ
WiMAXを使っているときに、勝手に通信量が増えていってしまう場合の原因と対策について紹介しました。
多くはスマホOSの自動更新やアプリのバックグラウンドでの通信によるものが多いでしょう。
この場合ならスマホの電源を切る→WiMAXの通信量をチェックするだけでわかるはずです。
原因探しは面倒ですが、速度制限に引っかかるとストレスを感じやすいですからね。
紹介した原因を参考に、1つ1つ原因をつぶしていって特定しましょう。