WiMAX契約件数が3ヶ月スパンで約150万件づつ増えてます。
▼UQWiMAX発表データ
ひと月あたり50万件、1日あたりだいたい1.66666・・・万件ですね。
多っ!
1時間あたりだと約700件です。
今この記事書いてる時点で1件、また1件と増えてるんでしょうね。
良いことです。
※2019年初頭で3300万件を超えています
※UQモバイルも含みますがほとんどがWiMAXでしょう
で、これだけWiMAX契約者がいる(個人契約以外も含む)となると、無料お試しサービス「TryWiMAX」やレンタルしてちゃんと使えるか確認せず契約する人もきっと多いはず。
そしていざ使ってみたら全然使えない!みたいなトラブルもあることでしょう。
でもたぶん契約時の書面を隅々まで読まずに契約してるんでしょうし、契約した以上「やっぱやめます」では通らないものです。
で、WiMAXの解約金は利用期間1年未満だとほぼどの業者でも19000円とられます。
アホらしいですね(汗)
でも小学校か中学校の義務教育時代に習った消費者の味方「クーリングオフ制度」なら救いの手を差し伸べてくれるかもしれません。
そこでWiMAX契約でクーリングオフ制度は使えるのか?について調べてみました。
クーリングオフ制度はWiMAXで使えるの?
クーリングオフ制度とは?
まずは義務教育時代の復習を。
クーリングオフ制度ってどんなもの?なのかについてサクッと解説↓
クーリングオフ制度とは・・・
契約した後、頭を冷やして(Cooling Off)冷静に考え直す時間を消費者に与え、一定期間内であれば無条件で契約を解除することができる特別な制度のこと(国民生活センター公式サイトより抜粋)
普通は一回契約してしまえばお互いルールを守るのが原則ですが、クーリングオフ制度は例外で、8日か20日間以内なら契約を解約できます。
8日間しかダメだと思ってたら20日間の場合もあるんですね。
知らなかった(汗)
ちなみに補足しておくと、なんでもOKではなく訪問販売や電話勧誘など不意打ち性の高い契約で適用されるものです。
で、この「クーリングオフ制度」でなんの痛みも伴わずWiMAXを解約できるのか?についてみていきます。
WiMAX契約はクーリングオフできるの?
できません。
残念・・・。
WiMAX契約はクーリングオフ対象外の契約形態のようです。
業界最高額のキャッシュバック出してるWiMAXプロバイダ「GMOとくとくBB」さんの公式サイト掲載文を載せておきます。
WiMAX本家運営のUQWiMAXさんはみつからず。
まぁでも対象外の契約形態なので仕方ないですね。
ちなみに上でも少し触れましたが、クーリングオフが使える契約形態はこんな感じ。
- 訪問販売
- 電話勧誘販売
- 連鎖販売取引
- 特定継続的役務提供
- 業務提供誘引販売取引
- 訪問購入
訪問されてないし、電話勧誘でも連鎖販売取引(ねずみ講)でもない。
「訪問購入」はこっちから店に訪問して購入してるなら適用される?と都合よく受け取ったんですが全然別物でした(汗)
業者が自宅にやってきて貴金属などを買取していくパターンのことです。
あくまで営業かけてくる側にたった場合のネーミングなんですね。
で、要は悪徳セールス的な契約方法の場合しかダメってことですね。
となると、自分の意志でWiMAX契約したんだから、更新月以外で解約したら違約金かかるのはしかたないでしょう。
家電量販店で店員の口車に載せられて契約してしまった場合できそうな気がしてしまいますけど、どのみち上の契約形態には入ってなさそうです。
やっぱダメなのね・・・。
WiMAXを契約してしまったらクーリングオフはあきらめるしかないの?
ダメだと思ったんですが、「WiMAX クーリングオフ」と検索してみたらいろんなところで”できる”またはできない”と紹介されてました。
「えっ、できるの?」って感じですわ。
ただ読ませてもらうとクーリングオフはやっぱ無理。
なんですが、別の似たような制度が使えます。
WiMAX解約で使えるのは「初期契約解除制度」
WiMAXのようなネット回線契約で使える「初期契約解除制度」ってのが新しく始まってて、条件を満たせば解約できます。
初期契約解除制度ってどんなもの?
一定の範囲の電気通信サービスの契約について、契約書面の受領日を初日とする8日間が経過するまでは、電気通信事業者の合意なく利用者の都合のみにより契約を解除できる制度(総務省PDFより抜粋)
ケータイショップなどで不要なオプションを強引に付けさせる、など今でも耳にする悪質な契約方法がでてきたことから登場した制度のようです。
内容的に通信サービス版クーリングオフ制度って感じです。
でもこれ、WiMAXプロバイダの意志は無視してこっちの都合だけで解約できちゃうんですね(汗)
「WiMAXのちっちゃい”i”が気に入らん!」みたいなしょーもない理由でも解約できるので、なかなかパワーのある制度です。
ちなみに初期契約解除制度でWiMAXを解約すると、違約金はかかりませんが端末などの送料や事務手数料がかかるようです。
まぁでも違約金19000円取られるくらいなら安いもんでしょう。
初期契約解除制度の使い方
初期契約解除制度を使うには、はがきや書面をWiMAXプロバイダ側へ送付するだけ。
ただ届いてないとか言われたら面倒なので、簡易書留など追跡できる方法で送付しましょう。
期限の8日間は、WiMAXなら端末到着日=契約書面受領日となるため、届いた時点からの日数を計算しましょう。
ちなみにUQ本家には「初期契約解除制度」について掲載されていました。
興味ある方はPDF資料を読んでみて下さい。
UQ公式
⇒https://www.uqwimax.jp/signup/term/files/uqc_agreement.pdf
ほか、WiMAXプロバイダでは独自の無償解約制度を取り入れているところもあります。
WiMAXプロバイダの無償解約サービス
「GMOとくとくBB」だと、条件を満たしていれば20日以内なら違約金なしで解約できる「20日間キャンセル」制度があります。
条件は少しだけ厳しくなり、UQ公式の対応エリアチェックで「○」という結果が出た人だけが対象です。
ほか、「BroadWiMAX」は初期契約解除制度よりちょっと長めで12日以内の解約がOKです。
この日数はクーリングオフの8~20日間OKってところを参考にしてそうですね。
まぁ制度的に当たり前の仕組みを、いかにも自分のところはこんなに良いサービスやってまっせ!とアピールに使ってるだけとも言えますが・・・。
まぁでも安心感はあります。
ちなみにBroadWiMAXでは、ほかにもWiMAXに不満があれば他社回線を使ったサービスに乗り換えられる制度も用意されているので安心感あります。
まとめ
無償で契約解除できる「クーリングオフ制度」がWiMAXで使えるかどうか?について調べてみました。
クーリングオフ制度は無理でしたが、同じような制度「初期契約解除制度」が使えます。
もしWiMAX契約したはいいけど「全然繋がらない」「めっちゃ遅い」など使いものにならない場合、まず契約したWiMAXプロバイダのサポートセンターへ問い合わせてみて下さい。
そしてこの制度を利用するなら、端末到着日から8日以内なので早めに判断しましょう。
電話連絡だと、期日以内に連絡しても何も処理されず期限切れになる可能性も考えられます。
それを訴えても相手が悪質業者なら「伺ってませんが?」で押し切られてしまうかもしれませんからね。
きっちり送付履歴が残る簡易下記止めなどの方法をとり、はがきなどの書面送付が安心です。
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