コロナ禍の影響で最近では仕事を自宅で行うテレワークを推奨する企業も増えていますね。
またテレビ会議などを利用して自宅にいながら様々なミーティングなどを行うことを推奨する企業も増える傾向です。
ウィルス感染対策により人と人とが密集する状況を避けるため、このような対策を社会的に推奨する風潮が強くなっていますし、業務効率上も通勤時間の削減や精神的なストレスの解消などにも効果があると考えられることから、今後このような働き方が一般的になっていくかもしれません。
そのテレワークの影響もあって、利用者数が激増している人気ツールが「Zoom(ズーム)」です。
私もZoomで打ち合わせする機会がかなり増えました。
Zoomではこれまでのテレビ会議とは異なり様々なコミュニケーション機能を併せ持っている上、パソコンに対する負荷も比較的小さく機能性が高いのが特徴です。
そのため現在のリモートワーク環境が推奨される中では最もおすすめできるソフトウェアと言えるでしょう。
しかしZoomを効率的に使いこなすためには、最低限のインターネットの接続環境も必要です。
その最低限ってどれくらいなのか?
それはワイヤレスなインターネット回線である「WiMAX」でもクリアできます。
最近では多くの家庭でインターネット環境が整えられていますし、光回線が整備されているならわざわざWiMAXを契約する必要もありません。
ですがより低料金で、さらに効率的に使いたい人にはWiMAXも1つの有効な方法です。
非常に前振りが長くなりました汗
ここからはWiMAX回線でZoomは快適に使えるのか?についてまとめたのでぜひ参考にしてください。
WiMAX回線でもZoomは快適に使える?
我が家ではもWiMAX回線を使っていますが、Zoomを快適に使えています。
今使っているもの↓
Speed Wi-Fi NEXT WX06
WiMAXの実測値はおおむね20Mbpsからいいときは50Mbps出てくれているため、Zoomはもちろん、多少重めの動画でも快適に観られます。
ただし、使いすぎて3日10GB制限に引っかかるとキツくなります。
※3日10GB制限とは?
過去3日間のトータル通信量が10GBを超えると18時~翌2時ころまで約1Mbpsに速度制限されるもの。
動画視聴は厳しくなりますし、大きな画像データがあるページもスムーズに開かなくなります。
よってZoomを快適に使うためには3日10GB制限が適用されないように使うことがポイントですね。
と、結論はでましたが、もう少しWiMAXとZoomの快適性について触れておきます。
これからWiMAX契約する予定の方はご参考までに。
Zoomを快適に使える環境
Zoomの推奨利用環境をチェックすると、
1対1で使用する場合は600kbpsの速度があれば十分に使用できる
となっています。
また
大人数の場合は1.2Mbpsを確保すれば十分快適に利用できる
となっています。
そのためこのスペック通りに考えた場合は、1.2Mbps以上の接続性を持っていれば快適性が確保できることになります。
WiMAXの快適性ってどうなの?
WiMAXの最大速度は端末によって違ってきますが、販売サイトに記載されている数値はあくまで理論上のもの。
たとえば「Speed Wi-Fi NEXT W06」というモデルは「下り最大1237Mbps」を書かれています。
これは標準的な光回線(1Gbps)以上の速度です。
ただし、この数値は実測値ではありません。
そこでWiMAXユーザーがネット上に公開している計測結果をザっとみたところ、おおむね10Mbps以上はでていると思われます。
もちろん1Mbps以下の悲惨な結果も見かけますが、それはWiMAX基地局との位置関係によるところが大きいので、要するに”運”しだいってやつですね(身もふたもないですが)。
またそれ以外にもWiMAXには快適性の面でいくつかの課題があります。
WiMAX通信環境の快適性を損なうポイント
無線回線であること
1つは無線を使うネットワークであることからさまざまな状況によって速度低下する恐れがあります。
たとえば台風などの天候の影響を受けます。
また自宅で使っている時ならWi-Fi接続することが多いはず。
このWi-Fi電波は電化製品も発していることがあるため、お互いの電波が干渉しあってうまくデータ通信できないこともあります。
これらの原因によってZoomが必要としている600kbpsを下回ってしまうこともありえるでしょう。
回線の混雑状況の影響を受ける
WiMAXは近くにある基地局と電波でやりとりし、そこからは光回線のケーブルでデータ通信する形態。
となると、同じ基地局にたくさんのユーザーが接続することで回線が混雑してしまいます。
状況によっては著しく速度が低下してしまう恐れもあるるでしょう。
端末スペックどおりの速度はでない
すでに上でも触れましたが、WiMAXを使うときにメーカー側が公表している接続速度が保証されているわけではありません。
Zoomの推奨速度に比べてWiMAX端末紹介ページの最大速度はかなり高いものとなっているはずです。
が、上2つの要因もあり時間帯によっては非常に内部が混雑し速度が遅くなってしまうこともあります。
ここまでWiMAXの注意点について紹介してきましたが、これはどのインターネット回線サービスにも当てはまることでもあります。
なので、契約前にリスクも十分に考慮しておきたいですね。
そこでWiMAX契約で失敗しないために抑えておきたいポイントも紹介しておきます。
WiMAXを契約で失敗しない方法
会社のテレワーク導入によって急遽Zoom環境が必要になった人もいると思います。
そこで緊急性のある・なしによっておすすめの方法を紹介していきます。
時間に余裕がある人
WiMAX業者は約30社ほどありますが、運営元「UQ WiMAX」だけがやっている無償レンタルサービス「トライワイマックス」を利用しましょう。
最新機種は在庫がないパターンも多いのですが、Zoomを快適に使えるかチェックするだけなら昔のモデルでも問題ありません。
送料も不要なので急ぎでない人はとりあえずレンタルしてみましょう。
参考記事
⇒Try WiMAXレンタルを使ってみたのでレビューしました
しっかり試した後に好きなWiMAX業者で契約すれば安心です。
関連記事
⇒【WiMAX端末&料金比較】いま選ぶべき端末・業者はここ!
時間にまったく余裕がない人
いますぐに家電量販店に行ってWiMAXを申し込みましょう。
家電量販店ならその日のうちにWiMAX環境が手に入るでしょう。
月額は少し高くなりますが、縛りなし契約ならすぐ解約も可能です。
(端末代15000円は必要ですが)
また縛りありプランを契約した場合も、使ってみて通信環境が快適でなかったなら、「初期契約解除制度」というネット回線契約版のクーリングオフ制度を利用すれば、解約違約金は払わなくてもよくなります。
ただし、初期費用3000円など細かな費用は返ってこないため無駄になります。
1~2日くらいなら余裕がある人
最短即日発送に対応しているWiMAX業者
- GMOとくとくBB
- BroadWiMAX
で申し込みましょう。
家電量販店で契約するより圧倒的に安いです。
端末代は15000円→0円ですし、キャッシュバックや月額割引などの特典があるため縛り期間の合計費用が3万円くらい安くなります。
どちらもいいところがあるので、自分にあったほうを選びましょう。
安さで選ぶなら「GMOとくとくBB」
業界最高額のキャッシュバック特典が魅力のWiMAX業者です。
さらに公式サイトでできる対応エリアチェックにて「ピンポイント判定」の結果が「○」だった人は、20日間まで違約金なしに解約可能です。
(○以外なら初期契約解除制度を利用しましょう。なお事務手数料などは必要です)
対応エリア・今月のキャッシュバック額チェックはこちら
⇒GMOとくとくBB公式サイト
サービスで選ぶなら「BroadWiMAX」
私が契約している業者がココ。
安さではGMOとくとくBBに劣ります(3年合計額で8000円前後)が、サポート面で安心できるところです。
通信業者の電話サポート窓口ってなかなか繋がらないことも多いのですが、ここは私がかけた範囲内で100%繋がっています。
応対も丁寧でした。
WiMAXについて不安がある、トラブルがあったら相談したい人はこちらにしておきましょう。
対応エリアチェック・詳細はこちら
⇒BroadWiMAX公式サイト
まとめ
WiMAX回線でZoomを快適に使えるのか?について紹介しました。
よほど通信環境が悪かったり、3日10GB制限にひっかかっていなければ快適に使えます。
Zoom自体が必要としている通信速度はかなり低いため、WiMAXでも十分利用可能です。